エイプリルフール。

エイプリルフールになりました。

『午前中のみ嘘をつける』と言うルールを聞いたりもしますが、イギリスに住んでいた僕から皆様へ、それはあくまでとある地域での話。基本的には日付が変わるまで。まあ、夕方にはネタバラシしようね〜って風習もありましたが!

さて、嘘とは何か。過去に関するコトであれば事実が浮上しているコトが多いので、嘘か否かを判断しやすいと思います。しかし、それが未来に関し、かつ実現可能なコトであれば、死ぬまで嘘と決定するコトができません。例えば僕が「音楽をやめて漫画家になります」と発言した場合、それが嘘なのかどうかは音山が死ぬその日まで決定づけるコトができないのです。人間はよく「嘘をついてしまった」「嘘をつかれた」と言いますが、人間は無限の可能性を秘めているので、未来に関するコトであればハッキリと嘘だと断言できないのです。  

エイプリルフールの問題点は、相手に嘘をバラさないコトを基本的には守りたがる傾向にあるので、事前に「今からする発言は嘘です」などとナンセンスなネタバレをする人はいません。イギリスのニュースではあからさまに「空飛ぶペンギン発見」みたいな可愛らしいのもありましたが、皆様の場合は相手を驚かせる=騙すコトを楽しむイベントになっているかと思います。つまりはこの日、人間が自由に発する「基本的に嘘なんかつかない会話」の中から突然つかれた嘘のひとつひとつを見抜く必要が出てくるのです。

現在noteに無駄な文章を書き連ねていますが、この「書き連ねている」コトは流石に覆せない事実だと思います。しかし、その他はそもそも嘘の可能性が出てきているワケです。いっそのコト、『エイプリルフールは嘘しかついてはならない』などという固い制限をかけてしまえば、翻弄されるコトもなく、時にロマンチックなドラマさえ産み出す日になっていたと筆者は思います。たった今、丁度777文字を書き切ったトコロで、あまりに長文のため自分自身のコトを初めて【筆者】と名乗ってしまいましたが、この777文字というのも今日はどうも嘘に聞こえてなりません。しかし本当です。信じ辛いでしょう?コレが先程挙げたエイプリルフールの難解な部分です。

普段から疑い深い性格ですが、今日は一段と全ての情報に鋭い視点で警戒していこうと思っています。マネージャーから「大規模なフェスが決まったよおめでとう!」なんて送られて来ようモノなら、騙されてとんでもなくガッカリするor頑なに信じずに、マジのチャンスをゴミ箱に捨てる、というえげつない2択が産まれます。今日は大人しく誰とも喋りたくない。SNSも見たくない。

でもみんな、気になる人に「好きです」って伝えて見てほしいな。絶対ウソやと思われちゃう。けどな、4/2になってもネタバラシせえへんかったら相手がホンマに驚いて聞いてくるかもしれへん。そしたら「いや、最初から嘘なんかついてないけど」って目を見て話してみ。全然フラれる時はフラれるけどな。笑笑

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