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オオトパンの持続可能なパン屋づくり③お客さんに100%で答えない

並んでいないと「あのパンないの?」と言いたがるお客さん

パン屋あるあるかもしれないけれど、売り切れているパンがあると「あのパンないの?」と残念そうに聞かれることが良くある。
その度に、「あぁ申し訳ないなぁ。」と思うのだけれど、だからと言ってたくさん焼いても、余ってしまう日は余ってしまう。

だから、なるべく色々な種類をバランス良く並べておこう、と思ってきたのだけれど、その為には、手間が多くなる。その分朝の作業時間が早くなり体に負担がかかる。これもパン屋あるあるなのである。

惣菜パン、やめます

そこで、オオトパンでは品目を絞っていくことにした。
今まで、2,3種類用意していた野菜やベーコンを乗せたりした惣菜パンは手間もかかり、その日のうちに買って頂かないとロスになってしまうので、ラインナップから外すことにした。(カレーパンはまだ検討中)

彩りも華やかで目にも美味しいのだけれど、ぶっちゃけ、惣菜パンを安く大量に売っているお店が近くにあるので、そういうパンをお求めの方はそちらへ・・・と割り切ることにする。

一つ残してみるのは、「クロックムッシュ」

惣菜パンはやめますが、食パンの2次加工で作れる「クロックムッシュ」は店頭に残そうと思う。

その理由は、
・食パンのロスを解消できる。
・事前に仕込んでおける(当日朝は焼くだけ)

さらにクロックムッシュの可能性として信じられるのが、「おうちで焼く半加工品」の状態で販売すること。

ホワイトソースとハムを挟み、チーズを乗せた状態で冷蔵or冷凍しておく。
それを買っていただき、おうちで焼いて熱々を食べてもらう。

これは私の経験上、お店で焼いてあるものを買うよりもさらに美味しく食べてもらえる商品になると思っている。

そして、オオトパンで今一番売れているもの、それはドーナツ。続く。

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