こんにちは。入院中。ひまなので文章を書きます。→経緯は前の投稿参照。

人生初手術を前にして、年明けも「今年の目標は！」なんて新年の気分にはなれず、年末の体調不良から引き続きぼんやりと家族で過ごしていました。
正月明けに、なんとか冷凍用のパンを焼き、定期便を発送し、延期になった子供たちのクリスマスパーティーを正月バージョンで開催し、入院する前日には、武田神社に初詣に行き、映画SLAM DANKを観に行った。（2回目)

よく、「新年に、今年やりたいこと100個書きましょう！」てやつがあるけど、あれは、元気なときしか出来ないことだね。全く書く気分になんてなれない。先はわからない。

私は入院前にやりたいことなんだろう？と考えたけど、
・パン焼く→もはや使命
・クリスマスパーティーリベンジ→やらないと子供たち悲しむ
・スラムダンクを子供たちともう一回観る→子供とも過ごせるし一石二鳥

半分くらい使命感で動かされいる。純粋にやりたかったのはSLAM DANK観るくらいかな。

SLAM DANKをもう一度観たかったのは、初めて見たときに、懐かしさだけじゃなく「新しい表現」として映画化したことがビシビシ伝わったからだ。

わたしのように興奮したおじさんおばさんが全国にたくさんいるだろうけど、子供たち世代にもちゃんと伝わってる。
再結成したおばさんアイドルを暖かく見守るファンの気持ちではなく、「新しい！」と感動させる作品を時を経て作り出すなんて、並大抵でできることではない。
「このセリフいれときゃみんな喜ぶだろ」とかそんな安易な作品じゃなく、映像を観た人を純粋に感動させるための表現、それを原作者が監督までやって数十年かけて作り上げた、ってところが凄いところ。偉大なる表現。

わたしがおばさん目線でみるからなお奮い立たせられるのだろうけど、時の流れは、誰にだっていつまでも若さを与えてくれないし、だからといって、年取ったから新しい表現を諦めなきゃいけない訳ではないと形で証明してくれるなんて、光でしかない。

話を戻して新年。今年のわたしは「やらないこと」を2つ決めました。

・朝7時出勤は週に2日以上やらない。
・週に1日平日は仕事をやらない。ボーッとする日を作る。家事もその日は半分くらいやらない。（えっ？て旦那が言おうとも)

去年はやれることはやってみるスタイルだったので、今年は逆にやらないことはやらない。

だって、やりたい！やってみたい！アイディアなんていくらだって出せるけど実現まで至ることは少ない。アイディアの触りだけやってみて「やっぱ無理だね」と「いけるね」を繰り返しながら形を作ってきた1年だったから、それなりにできてきたけど、かなり疲弊した。

今年の私は静かに現象に向き合いながら、アイディアを発酵させる年にする。
なるべく余計なことやらない。適当な付き合いで仕事増やさない。
やらない！！！やらない！！！と先に言わないとやっちゃう自分を知ってる！！

本当にやりたいと思ったらやる。

なにもやらなくて良い時間を増やす。

唯一やりたいことは月に1度、座禅をする。仏教の真理を勉強すること。
あとは、時の流れに身を任せるわ。