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令和市シェアード・ワールド【有料版】

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みんなの中にある仮想空間デジタル都市 令和市 そこを舞台にしたオムニバス形式のシェアード・ワールド小説
参加者全員無料でコメント欄へレビューを書ける みんなのデジタル都市 令和市を舞台にした オムニバス… もっと詳しく
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記事一覧

『慟哭の残響』 : 1

ーーEveryday...I listen to my heart...ひとりじゃ..ない.. バラバラと音を立てて雨粒が土を…

100
あぬまり
2年前
5

Last Scene :

すすきを左手に、蓮の花を片手に佇む。すすきを軽く振ると、水琴窟のような音が微かに鳴った。…

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あぬまり
2年前
2

Scene 8: 機縁

高所の風は身を裂くように吹き抜ける。 ぱたぱたと服の袖がはためいた。 沈みゆく空の色が目…

250
あぬまり
2年前
2

Scene 7: 転機

海石は駅を出ると、無言で歩いた。てくてくと歩く彼の後ろで、『海石』は右に左にぶつかり合い…

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あぬまり
2年前
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ETA-6 デジタル都市令和市が終わる

オープンチャットは次々と閉鎖してゆき、令和市について語れる場所はなくなっていった。あの時…

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Scene 6: 動転

「たった今、令和市公民館が爆破されました。」 各路線の運行状況や路線図を表示していた電子…

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あぬまり
2年前
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Scene 5: 行動

他力本願寺を出た海石は、幾分すっきりとした胸に手を当てていた。ふう、と深い息を吐き出す。 「ありがとう、にゅーろん。いろいろと付き合ってくれて」 「ん、いいよ。僕は暇人だからさ、令和市のあちこちに顔出してるし。頭よくないかわりに一緒に動くことはできるんだ」 にゅーろんは車にもたれて軽く微笑む。海石もつられてはにかみ、ありがとう、と頷いた。 「にゅーろんが暇人でよかった」 「はは、僕も感謝してる」 それに、と言いかけたにゅーろんは話を止めてポケットに手を突っ込んだ。スマ

有料
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Scene 4: 潜行

「ありがとうございましたー」 構内のコンビニから出て駅へ向かう。ピンクのレンガの建物の中…

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あぬまり
2年前
3

ETA-13 壊れゆく日常

コロナ禍で崩壊していく倫理。 誰もがビジネスの強者で有り続けたいと願い。 ビジネスを止める…

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Scene 3: 沈潜

どうすることもできない。 あの日からずっと、にゅーろんと共にあちこち歩き回っている。が、…

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あぬまり
2年前
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ETA-23 祝いのアトサキ

紫色のカーネーション:花言葉は「永遠の幸福」(みんなのフォトギャラリー投稿者さんより) …

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このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます。

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ETA-24: イワイ

踊れや 騒げや きたぞ きたぞ それは夜明けか レイメイや それは日没 トバリとな はたまた夢か 醒めぬ夢はいつか醒める         夢の終わりは鐘が鳴る 祝えや 踊れや ここまできたぞ レイワの盾も打ち砕かれ レイワを守る砦はなし 蓄積は微塵となり 離れ島が残るのみ レイワのオワリぞ 消えゆく民よ 最後に一度 踊ろうぞ レイワのオワリを 踊ろうや レイワのオワリを 祝おうや ことほぎ降りて 大地はあらたまる レイワの民よ 祝おうや