春の出会い。春の別れ。染み付いたそのサイクルはこれからも続くのだろうか

新しい季節になると私たちの生活の中で出会いと別れが生まれる。

別れは人を強く、自立を求めている。

出会いは人に許しを促し、そこに希望を残していく。

あの時の「さようなら」

そして「はじめまして」

乗り越えようとする壁の高さに戸惑いながら

少しだけ成長した心が作られる。

成長?戸惑い?諦め?妥協?

正解はわからない。

心が少しだけ強くなる。

一枚皮が厚くなる程度かもしれない。

それは誰にも語れない秘密かもしれない。

誰も近づけない心の扉かもしれない。

あの頃の出会いが、今の別れに繋がって、3月のまどろみに溶け込んでいく。


春眠の 夢や幻 消えようと 歩いた道は 未だ消えぬか

時折休む 秘密基地 子供の心 届けと叫び のたうち回る


なぜ?諦めなきゃいけないの?

どうして?大人の言うことには従わなきゃいけないの?

そうしなきゃ誰が傷つくの?

そうしなきゃ誰が死ぬの?

そうしなきゃ誰が泣くの?

そうしなきゃ誰が困るの?

そうしなきゃ

そうしなきゃ

そうしなきゃ……


大人の都合なんて

大嫌いだ


遊んでいたい

ゲームしたい

あんなことや

こんなことや

お金なんか

大っきらいだ


本当に大切なことって何?

本当に必要なことって何?

本当に大人にならなきゃいけないの?


大人になんてなりたくない

子供だった頃の思い出は

どんな大人になりたいか?って聞かれたら

何に憧れていたのか思い出す


理想と現実の境界線は

いとも簡単に崩れ落ち


やりたいことなんてねえよ

なりたい大人なんてねえよ

青年になった時に反抗期になった時に

少しだけ垣間見える大人の世界で


憧れたのは戦国武将か

武士道か


僕たちには

正しい責任のとり方が

欠けていた


ただ人生に流されて

好きだ嫌いだと騒ぎ立て


僕たちの責任は、お金に変わっていた

仕事に変わっていた

他人のために変わっていた


何のために



生きるのでしょう



何のために

子供を育てるのでしょう

何のために

文化があるのでしょう

何のために

人類はこの地球に生きているのでしょう


個人の何のためなんてどうでもいい

人類の何のためにが

やがて個人の何のためにと結びつくその時まで


僕たちは

出会い

別れ

命を継承していく


別れた記憶とともに

その記憶を心に刻んで


新しい出会いを求めて

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