この地上に文化を作り続ける人類の物語

人類は100億年以上もの宇宙の旅を経て、この地球にタネを植え育ちました。

人類が人類らしく生き始めたのはその後、100万年未満です。

この微々たる時間の中でどれだけのことが成せたでしょうか?

さて、人類が知能を獲得してから地球上で多くの災いに晒されながら生き延びて更に数百年。

人類はこの地上に街を作り、集団で生活し守り合いながら助け合いながら生きています。

そうですね。中には奪い合い争い合う事に力をつける人類もいるでしょう。

それが当然の世界があっとことは確かです。

人類の短い歴史の中で見れば、一時の戯言だったことでしょう。

人類は文化を作り、安心したシステムの上に自らを生かす道を作り続けています。

人類はどこから来て、どこへ行くのか?

この哲学的な問いに答えを見つけるために、自然と文化の対話を行っています。

いえ、もっと大風呂敷で行きましょう。

人類は、宇宙と文化の対話を行います。

人類はこの宇宙に誕生し、生きつづけるために、この宇宙の中を自由に生きれる力を身につけるそのためだけに生きています。

この宇宙の片隅で、人類と同じように生きつづけることを模索している生命があったとして、我々人類は出会うことが出来るでしょうか?

シミュレーションは何度もSF小説を通じて行ってきました。

我々人類の住む宇宙が、次元の違う宇宙人による箱庭だったとしても、我々人類が生きる理由を探し続ける事は無意味ではありません。

世界を広げてみると、人類一人の一生というのは、なんて小さな一生なのでしょう。

長くても100年前後でしょう。

人類に与えられたものは、歴史を知るというたったそれだけの知能です。

それだけの知能が、この壮大な宇宙に挑もうとしているわけです。

宇宙 VS 人類。

この地球に空があるように、私たち人類の向かう先は遠くどこまでも遠く。そして、どこまでも果てしなく続いているでしょう。

その歴史の中で、私たち一人一人が出来ること、残せることがあるとしたならば、それはあなたの歴史をあなたの気持ちを語り続けることなのかもしれません。

あなたが何を感じ、どんな行動を未来に記そうと習慣を繰り返して来たのか。それは何のためだったのか。

あなたは生まれた直後に、この壮大な宇宙と繋がっている。

宇宙はあなたに挑戦状を叩きつけるだろう。

あなたはどこから来て、どこへ行くのかと……


この宇宙はたった一人の力で、宇宙全体に大きな変化を与えることも

たった一人の力では、どうすることもできないことも

そのどちらも存在している。

動く時は、劇的に変わり、動かない時は、何をしても動かない。

だから、恐れる必要はないのです。

人類にとって文化を作ることに、前向きに取り組んで歴史を刻むことを、恐れる必要はないのです。

宇宙は私たち人類を誕生させて、一体何を成そうとしているのでしょう。

宇宙にとっては人類を誕生させたことがすでにゴールなのでしょうか?

それともスタートなのでしょうか?

あらゆる多くの知的生命体を宇宙の中に誕生させて、争わせることを考えているのでしょうか?

それでも宇宙はそこにあり続けているのでしょう。

宇宙にどんなに多くの知的生命体が溢れたとしても、人類がこの宇宙を自由に行きたい所に行けたとしても、この宇宙とは一体なにものなのかを知ることは出来ないのかもしれません。

絶えず襲いかかる宇宙災害に、人類が絶滅の危機に晒されようとしても、人類は消滅することがなく、この宇宙と共に生きつづけることを歴史が証明してくれることでしょう。

その歴史を知ることが出来るのは宇宙ではなく、知的生命体だけです。

人類の歴史が残るもの、それが文化です。

あなたは何を作りますか?


☆★☆★

みんなのフォトギャラリーから写真を選んで、それに合うショートショートを書くという事を今回もしてみました♪

ショートショート??みたいな感じですが(笑)

ここから先は

0字

¥ 117

いつもサポートありがとうございます♪ 苦情やメッセージなどありましたらご遠慮無く↓へ https://note.mu/otspace0715/message