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僕と私と俺の組織論 +α 人のせい VS 環境のせい

・僕と私と俺の組織論

課題とは見えないところにある。
情報量の多い所からリーダーシップは生まれ、課題は解決される。
情報が人を動かしている。
情報が全てだ。
情報を見せる事が大事なことで、すべてはそこから行動が生まれる。
情報が組織を人を円滑に動かしている。

人を育成する上でもいちばん大事な部分は、
情報を出し惜しみせず公開し、
他者を信じて任せる気持ちが、
とても大事なことだ。
人は出された情報のみを頼りに行動している。
もし、他者の行動に誤りがあるのなら、
それを出してある情報に誤りがあるのだ。

人が抱えてしまい見えなくなってしまう情報は課題となり、
課題は見せることでより早いアプローチが可能となり
その課題は解決へと向かう。
些細な活動のスケジュールも全て把握し、
迅速に行動していく。
小さく早い行動が生産性アップと課題解決には不可欠となる。

・人のせい VS 環境のせい

人のせいという部分は、
情報へのアプローチの遅さに起因する。
もっと早く話していれば、
もっと早く気がついていれば、
もっと早く話しを聞きにさえ来てくれていれば、
課題は小さく解決できただろう。
火種を大きくしない為には、小さなうちに早いアプローチが必要だ。
しかし、人独りが燃やせるものには限りがある。
この燃えた火種を迅速に対処できるかどうかが

環境によって決まるのだ。

環境のせいにしておけば、常に火種を検知しておける機能を環境に配備できる。
ここは燃えやすいから、火災検知器をつけようとしておけば良いのだ。
環境はその周辺全体に影響を与える。

トイレで誰か人がタバコに火をつけて火災検知器がけたたましく鳴るのは、環境のせいに出来ていなければ、設置していないだろう。
人のせいにして、トイレでタバコを吸うな!という張り紙が貼られているだけでは、効果が薄い。モラルやルールを守らない人のせいでは話にならないのだ。
「タバコに火をつけると火災報知器が鳴ります」と張り紙が貼ってある環境の方が、よほど効果がある。

環境の改善に目を向けていれば、自ずと多くの人に影響を与えられる。
「人のせい」より、コスパが良いのが「環境のせい」だ。

・+α

要するに俺が言いたいのは

正しい行動には、正しい情報が不可欠だ。ということだ。

人のせいにして、努力・モラル・ルールを完璧に同調圧力に従うというのは、その組織の情報を正しく理解している者だけの特権だ。
上司が部下のせいにする、部下が上司のせいにするという、上下関係がもたらす人のせいとは、獲得している正しい情報量が異なるために発生しているので、情報量を一致させることで簡単に問題は解決される。
しかし、大きな組織になると派閥問題なども踏まえて、組織外に情報を漏らしてはいけないというくだらない情報漏えい対策が蔓延する。
この情報漏えい対策が蔓延すると正しい情報は行き届かなくなり、結果的に誰それのせいを押し付けようとする。
あいつが情報を公開しなかったせい。
結果、大企業病のような状態に発展したりするのだ。
コミュニケーションは混乱し、報連相は意味を成さなくなる。
それは、求めている情報が、自分のためだけの情報になっているからだ。
私の求めている回答以外は認めない病は、かなり深刻な状態だ。

まだ読んでいないけど、最近入手した本

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ここには、「人のせい」にするバカが沢山載っているのだろうと予測している。

私が最後に言いたい大事なことはただ一つだ。
環境にとって、正しい情報が、常に閲覧できる状態となっており、誰もが苦労せず簡潔に説明でき、そして、その環境で行う行動は、誰もが苦労せず行動できるように整っているのか?

これだけをしっかりと意識するだけでよい。
これによって人は情報を元に勝手に行動し、課題は迅速に処理されるようになる。
分からない。知らない。が、一番事故の元となっている。

不注意?
起きて当然の環境を作っていれば、それは必ず起きる。

失敗は繰り返される。必ず。

人よ!
もっと
環境と戦え!
自然と戦え!

二度と同じ過ちを繰り返すことのない環境に、作り変えるのだ!


この環境、マジ無理!!

ってなったら、逃げればいい。

逃げ遅れれば、津波に飲まれて死んでしまいかねない。

そんな環境に、身を委ねている怖さを、実感できているのならば……

あなたの活きる場所は必ず見つけられるから

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