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「恋愛経験」もスペックの一部である

恋愛経験はスペックの結果ではなく、もはやスペックの一部である。今回はこれを説明する。

スペックと恋愛経験の関係は、一般的に下図1のように考えられている。学歴、コミュ力、年収といったスペックを構成する要素があり、その結果として恋愛経験(モテ)が手に入るというイメージだ。

図1:一般的なイメージ

 しかし実際は、図2ではないだろうか。つまり、スペックの構成要素として、学歴や年収などと並んで、恋愛経験の有無(あるいは豊富さ)がある。何なら最も重要な要素かもしれない。そして、その結果として恋愛経験が手に入るのだ。要は、モテる人間がモテるのである。

恋愛経験が豊富な人は、異性とのコミュニケーションの取り方、デートスポットの探し方、エステートの仕方などの能力が高いはずだ。そしてその能力は、学歴や年収など他のスペックとは独立の関係にあるため、他のスペックを磨いたところで恋愛能力は高まらないのである。(コミュ力や運動神経とは相関がありそうだが)

図2:実際(モテる人間がモテるのである)

私は現在東京大学に通っているが、「自分は高学歴だからモテるだろう」「自分は顔がいいからモテるだろう」という根拠のない自信を持ち、現実とのギャップに苦しんでいる人(いずれも男)をたまに見かける。彼らは恋愛を図1のように捉えており、「恋愛経験も恋愛をするうえで重要である」という事実に気づいていないのである。

しかし、「恋愛経験がある人間が、恋愛をできる」のであれば、恋愛経験がない人間はいつまでも恋愛できないのか?という矛盾が生じてしまう。大切なのは恋愛経験がなくとも、恋愛能力を高める(高いふりをする)ことである。そうやってまずは0を1にする必要がある。

リア充や陽キャであれば、この0を1にするフェーズを中学生などかなり早い段階で経験しているから、スペックの1要素としての恋愛経験が、意識せずとも身についているのだろう。しかし陰キャぼっちはそうはいかない。「恋愛能力が高いふりをして、0を1にする」その具体的方法について、これから考えていきたい。


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