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ゲームマーケットでリアルカタンとやらをやった話

こんにちは。突然ですがみなさんボードゲームはお好きですか?
私は友達を集めてイベントする程度には大好きです。

※サムネ(?)の画像は思いつきです。反省はしている。

そんなボドゲですが、つい先日ボドゲの祭典、ゲームマーケットにて不思議なゲームに参加して来たのでその時の話をしたいと思います。

2023年12月10日、私は友達数人とゲームマーケットに行って来ました。

ゲームマーケットとは
電源不要のゲームのみを対象としたイベントで春と秋の年2回、東京ではビッグサイトにて開催されているイベントである。

そんなゲームマーケットにて、お目当てのマーダーミステリーを購入したり、欲しかったボドゲを購入したりと有意義な時間を過ごしてました。
かなり広い会場を歩きながらボドゲを見ていたのですが、そんな中で気になるのぼりを発見…

それが

リアルカタン 参加無料

カタンっていう有名なゲームを題材にしてる催しらしいが、あれは一体なんなんだ
気になったので一緒に歩いていた友人たちと説明を聞きに行く事に

リアルカタンについて

どうやら資源カード5枚を元に他の参加者と交換して資源のコンプリートを目指すイベントらしい
参加者同士はリアルカタンに参加している事を証明するシールを見えるところに貼り、それを見て他の参加者が交換を持ちかけるのが大体のルールとのこと

参加費は無料だけど、コンプリートした人の中から抽選で賞品が貰えるみたい
これは楽しそうだと言うことで3人で受付を済ます

与えられた資源

参加申し込みを済ますと資源カードが渡された
俺の資源は麦×5、連れの1人も同じく麦×5枚だった

3人でイベントに臨んでいたので全員麦だとキツイかも…と思ってたらもう1人は鉄×5枚だった

これ幸いと早速麦と鉄を交換
おかげで手持ちは麦×4と鉄×1に

さて、ここからはなんとかして他の資源を交換して貰って手に入れなくてはいけない
ゲームスタートって訳か…(メガネクイッ

参加者との交渉

ゲムマを歩いている時にも何人かのリアルカタン参加者の人とすれ違ったけど、この広い会場をあてもなく人を探すのは効率が悪い気がする
そこで我々はリアルカタンの受付を済ませたブースの近くで参加者を探すことにした

幸いなことに俺は知らない人に話しかけることは全然抵抗なく行えるタイプの人間なので、早速参加者に声をかける

「すみません、リアルカタン参加者ですか?
我々麦と鉄があるんですけど何か他の資材と交換していただけないでしょうか?」

最初に話しかけたのは男性2人組で、残念なことに相手の方々も麦の所持者だったため断念

しかしそんなことにめげてる暇もないのでどんどん声をかける
一緒にいた連れはどんどん話しかける俺ともう1人の連れにちょっと引いてた。なんでだ

そうこうしてるとレンガを持ってる人達と遭遇
そして攻略情報と可哀想な事実を告げられる

「このゲーム、交換してくれる人がいたら複数枚交換するといいですよ。そうすると他の人との交渉の際に提案できる資材の種類が増えるので」

なんと…!言われてみれば確かにそうだ
今の所持資材は麦4鉄1だけど、例えば麦とレンガを2枚ずつ交換すれば麦2レンガ2鉄1になり、麦とレンガを交換に出せることになる
有益な情報に感謝しつつ、相手の言葉の続きに絶句する

「まぁ、僕は何故か1枚どこかに落としてしまって4枚しかないので交換しても僕はクリア出来ないんですけどね…」

可哀想だ、可哀想すぎる…
せっかくイベントに参加したのに条件達成出来なくなってしまっている。こんなに素敵なアドバイスをしてくれるナイスガイなのに…

そんなナイスガイにした非人道的提案

「あ、じゃあホントに申し訳ないんですけど麦2枚とレンガ2枚交換してもらえませんか…?ついでに言えば連れとも1枚交換して欲しいです」

我ながら最低だと思った
条件達成出来なくなってしまったナイスガイ相手に早速教わったやり方で交換を交渉しているんだから
でもそんなヤバ提案を笑ってくれて快く交換してくれた。ありがとうお兄さん、俺、あんたの分も頑張るからね。お兄さんに幸あれ。そんなことを思いながら初めての交渉を終えたのだった

これで手札が
俺:麦2レンガ2鉄1
連れA:麦3レンガ1鉄1
連れB:鉄3麦2
となった

尊い犠牲(?)を出しつつ、一歩進める事ができた我々、その後何人かに交渉を持ちかけて木材も手に入れる事が出来た結果

俺:麦1レンガ2鉄1木1
連れA:麦2レンガ1鉄1木1
連れB:鉄2麦2木1
まで進める事が出来た

最後の難関と究極の攻略法

なんとか俺と連れの1人はリーチの状態になった、あとは羊と連れBのレンガをなんとか確保すればゲームクリアだ

しかしここからが長く
誰に話しかけても羊の所持者がいない
しかもBの分のレンガも余ってる人が見当たらない

どうしたもんかと悩みつつも必死に話しかけ続ける
するとこんなやり取りがあった
相手は親子連れで5歳ぐらいの男の子と母親の2人組だったんだけど、話しかけてみたらなんとクリア者だった
空振りかとちょっと落ち込んでたら衝撃の情報が

「私たちはクリアしちゃってるので交換は出来ないんだけど、リアルカタンの運営の人に交換をお願いしたら任意のカードをもらえますよ」

…!!!!!

な、なんだって
そんな攻略法があったとは

有益な情報に感謝してると連れから
「親子連れにも話しかけるのエグい」
とのお言葉をいただいた。なんでだ

ゲームクリアへ

いただいたアドバイスをもとに早速運営の人に声をかける
「すみません、羊を持っている人が居なくて困ってるんですけど、運営の方とも交換出来ると伺いました。何かと羊を交換してくれませんか?」

「あ、全然いいですよ〜。えっと、羊あったかなぁ。ありました、はいどうぞ^^」

あっさりコンプしてしまった
遠慮知らずの俺は続けて言う

「ありがとうございます!ちなみにチームメイトの分もありませんか?」

運営のお姉さんも笑ってた。俺、恥知らずで良かった(?)




エンディング

そんなこんなで無事全ての資源を手に入れる事が出来た我々。エントリーを済ませた受付にゲームクリアの報告に行く

受付でクリア者専用の手続きをしつつ、我々のリアルカタンは幕を閉じた

余談だけど、クリアの報告中にカードを無くしてしまったと言っていたナイスガイが運営の人から
「カード足りなかったらクリア出来ないですもんね!これあげるので頑張ってください!」
と、カードを追加でもらえている場面を目撃した。
優しいお兄さんが報われていて良かった。景品はこういう人に当たって欲しいなと思った。俺もめっちゃ欲しいけど


感想

そんなこんなでリアルカタンを無事クリアした我々
楽しかったねーなどと話しながらゲームマーケットを楽しんだのでした

気付いたら10,000円くらいゲムマで使ってた
恐るべしゲムマ

無料の催しも楽しかったし、ここでは書いてないけどボドゲガチャとか小さな謎解きをやると引かせてもらえる抽選とかもいっぱいあって大満足だった

最近はPCでゲームをやることの方が多かったけど、ゲムマで買ったボードゲームを友達とやるのがこれから楽しみです

皆さんも機会があれば次回以降のゲームマーケットに行ってみて欲しいです
ボードゲームにあんまり馴染みがなくても楽しめること間違い無いです

これを読んでる筆者のリアルお友達は今度ボドゲしましょう

ではまた別の記事で
ボドゲの記事、なんか思いついたらこんな感じで書いていきたい所存です


ボドゲ黙示録ツカイジ リアルカタン編 完

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