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永春駅から宿へ

永春駅を出ると、まるでタイムスリップしたかのように昔ながらの建物が並ぶ「松山路」をまっすぐ進む。

交差点には必ず道の名前が書いてあるので助かる。この辺は日本的な〇〇交差点とかではなく欧米の様に、横に行くと〇〇通り、真っ直ぐ行くと引き続き〇〇通りと明記される。

方向音痴にはめちゃくちゃ助かる標識。各建物にも番号が振ってあるのでその辺もアメリカ育ちにとってはかなり助かる。

松山通り沿いにある562番の建物を目指す。順調に数が近づいてくる。

脇道には屋台の様なお店も発見

キョロキョロと辺りを見回す。脇道にはどうやら屋台の様なお店もある。後で来よう。

そんな事を考えながら歩いているとあっさりと目的地のカフェ、ルイーザを発見。

荷物を引いて中に入ると、ホストのテリーさんが迎えてくれた。

ハロー。コーヒー飲むかい?と、言われアイスコーヒーをご馳走になる。

すると足元でキャンキャンと、犬の鳴き声が。
カフェで飼われいるVeggieと言うポメラニアン。

インスタのアカウントもあるのでフォローした。

可愛い。

コーヒーを飲みながらテリーさんと談笑。ここで成田で無くしかけたお土産のラーメンを渡す。

テリーさんもうすぐ子供が爆誕するらしい。

宿はこのカフェから少し歩いたところにあるし、最初は分かりづらくて辿り着かないから、いつもこのカフェで待ち合わせているとのこと。タクシーを使って宿に戻りたい場合は、ここのカフェの住所を、言うと良い。じゃないとグルグル回られてなかなか辿り着かない。

あと来年台湾では大きな選挙があって、温厚な台湾人も政治の話になると大喧嘩になることが多いのでその話題は避けた方が良いと、目から鱗なアドバイスも受ける。

コーヒーを飲み、宿へ案内される。松山通りを横に入ると屋台の様なものが並んでいるが、どうも月曜日は休みらしい。

原付が止まっている奥の階段を上がり5階の部屋が宿

建物はとても古く、ジャッキーチェン感満載の雰囲気の街。一階に屋台がずらっと並んでいるので超便利。

5階まで階段で上がり、オートロックの鉄の扉を開き、1番奥の部屋が宿。

階段の踊り場にある靴棚
扉の向こうからは話声がする。

生活感が半端なく、現地で暮らす人たちと同じ空間に入れる喜びがある。ホテルステイも快適だけど今回は一人旅なのでちょっと不確定要素を求めてみたら、期待以上だった。

そして部屋に案内される。

とても綺麗で静か!

ここが3日間の根城になる。

テリーさんに今夜はどんな事をしたいか?と、聞かれたので、時間的にすでに6時を回っていたので、夜市に行きたいと、伝える。

「しーりん」て、ところがオススメってガイドブックに書いてあるのだけど…

と、伝えると。

ダメダメ。あそこは高い!観光客プライスだ。私が良く行くローカルな夜市がこの近所にあるからそこが良い!

と、かなり強めに言われる。そう言われるとそっちの方が断然良いと、思ってしまう。

目指すべきは「らおほー」の夜市。と、言われる。

腹は減ってないか?何が食べたい?

と、聞かれたのでやはりここは、ルーロー飯でしょ。

この辺りで1番美味いところに案内するから!

妻の様子を見に病院に行くので一緒に出よう!と、言われる。

荷物も置いてウェストポーチに携帯のバッテリーと、ガイドブック、そして空港で買った「悠遊カード」と1000TWD。クレジットカードとパスポートを入れ、いざ出陣!

知らない街に一歩踏み出すワクワクは堪らない。

松山通りを永春駅の方に歩いているとテリーさんが「ここのルーロー飯がめちゃ美味い」と言うので早速試す。

ここでテリーさんとはバイバイし、いよいよ1人旅が始まる。

まずはメニューに書かれているルーロー飯を指差す。

35TWDおよそ200円。学校帰りの学生達が後からゾロゾロ入ってくる。待ち時間ほぼ無しで着丼!

こちらが超ローカルなルーロー飯でっせ!と、言わんばかりのシンプルイズザベストスタイル。

写真見たらまた食べたくなる
翌日の深夜お店の前通ったら沢山のお客さんで賑わっていた

ちょうど良いサイズのルーロー飯を食べ、いよいよ台北の夜の散策を始める…

さて、どんな夜になるのか?

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