見出し画像

がんばってるのに?📕変わるんだよ!

がんばってるのに?


「私がんばる!」という決意!
「皆がんばって!」という励まし!

とても大切なことだと思います。

それ以上に大事なことーーそれは「どこに向かってがんばるのか?」…。この点について,私の考えをまとめます。

①障害に負けない!
決意が固ければ固いほど,その人の行動を邪魔する障害も大きくなります。車のスピードを上げると,それに比例して空気抵抗が大きくなるようなもの。がんばる決意をするときは「障害に負けない決意」も同時にする必要があるということです。特に厄介なことは,立ちはだかる障害を正しいことだと思ってしまうこと。例えば,勉強するときにゲームの誘惑に負けるということは「ダメなこと」だと簡単に分かっても,急に部屋の掃除をしたくなるとか,普段はしない家の手伝いをすることは「逃げ」だとすぐには気付かない場合があります。

障害を見抜き,逃げずに乗り越える度に,強い自分になっていることでしょう。

②過去を振り返らない!
過去を振り返るとき,私たちの頭の中は,次の2つのどちらかになることが多いのではないでしょうか?
●過去の栄光に浸る
●過去の失敗を悔やむ,または人を恨む
現在が未来を作るとすれば,良かれ悪しかれ過去を振り返る時間は,今を失う行為とも言えます。その時間を今やるべきことと未来図を描くことに回した方が良い。また注意すべきは,行動のみならず,心の次元でも,自分そして他人を傷つけてはいけない。世の中に,自分だけ得することは絶対に無いからです。

目的を設定したら,身の回りに起こることは「すべて自分の課題」だと思って,自分を信じて,同時に人をも信じて前に進む…結果が出るまで。結果を出せないのは,環境のせいではなく自分。

気持ちが前向きになると,過去を生かすことができるようになります。過去を振り返らないといっても,決して切り捨てるのではありません。過去はどうあれ,今と将来の自分を大切にする。この気持ちがあれば,過去のすべては自然と生きてくるのです。常に前を向く姿勢と勇気によって,芯のあるブレない自己が作られていくのだと思います。

まとめ
目的は「試験勉強」であっても「子育て」であっても,もちろん「仕事」であったとしても,それら自体が目標になって,そこで止まってしまっているうちは,すべて上手く行きません。同じ失敗を永遠に繰り返すだけ。肝心なことを外して,たまたま上手く行ったとしても,その結果はマイナスにさえなる可能性もあります。案外,子どもより大人の方がこのことを忘れてしまって,日々の忙しさに埋没してしまっている。

あくまで目的は手段で,その先にある目標は「自身の成長」なのです。つまり,すべて自分のため。誰にも強要されることなく,主体的に自らの課題に一つ一つ忍耐強く挑戦,また挑戦…。自分が輝けば,人に良い影響を与えないはずがありません。結局,人の為にもなるということです。

このことが分かれば,自分の力の無さや自身の置かれている環境を嘆いたりしないはず。「今いる場所にしか自分を鍛える場所はない」と決めた瞬間,腹が決まり,本当の意味でやるべきことが見えてきます。

「こんなにがんばっているのに成長していない( ノД`)ナゼ?…」という状態から早く卒業して,「成長するためにがんばっている٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ワクワク!…」という楽しい努力をしてしたいものですね!必ず結果が出せるようになります!

「オウチ塾」の記事を読んでくださり,本当にありがとうございます!よろしければサポートをお願いいたします!多様化する子どもたちの学習環境を整えるために使わせていただきます!