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愛着形成は補強し続けるもの

愛着形成の重要性は叫ばれているけれど
どうやってつくればいいのか
一度作られたらつくり直しは出来ないのか
不出来な愛着形成になったら
もう終わりなのか
いや、そんなはずはない。
愛着形成は補強できるし
むしろ、補強しながら
生きていくものだと思います。

「愛着形成は補強し続けるもの」

という考え方が、当たり前の世の中に
なって欲しいというのが私の願いです。

愛着とは

愛着とは、専門的な解説は
いろいろありますが
簡単に言えば
幼児期に親から惚れ込んでもらい
可愛がってもらうこと。

他の子じゃダメ!
あなたじゃなきゃダメ!

特別な存在なんだと夢中になってもらい
手をかけてもらうことだと思います。

内的ワーキングモデル

幼児期につくられた愛着のカタチが
生涯において、親密な人間関係のカタチに
現れてくるといわれており
それを、内的ワーキングモデルといいます。

友人関係や恋愛関係
夫婦関係のカタチによく現れるので
わかりやすいです。

安心感の引き出し方のこと

つまり、不安を感じた時に
どうやって安心を引き出すか
というやり方の中に
愛着のカタチが現れるのです。

人を求めるのか、それとも、求めないのか。
求める場合、どんな相手を選び
どんな方法で安心を引き出そうとするのか。

自分より弱い相手を見つけて
大きな声で怒鳴るのか。

自分より強くて
頼りがいのありそうな人を選んで
人懐っこく近寄るのか。

気の弱い相手を見つけて
素っ気ない素振りをして惹きつけるのか。

人によって本当に様々です。
でも、それがその人の愛着のカタチであり
過去に、何度もくり返してきた
パターンなのです。

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パターンは崩せばいい

対人関係の悩みは、多くがパターンです。
同じパターンで
痛い思いをくり返しているのなら
崩せばいいのです。

崩すためには、気づけばいい。

気づいても、変わらないと悩むのであれば
本当は変わりたくないと
思っているだけのこと。

変わりたいのに、変われない
ということは、基本、ないのです。

変えるのは感情の記憶

愛着とは、つまり感情の記憶。
不安を感じた時
緊張が走った時
悲しみが襲った時
要は、不快感情が襲った時に
さてどうするか。

今まで通りにやり通すのか、
それとも、パターンを崩すのか。

どっちにする?と自分に問いかけて
選べばいいのです。

崩しても、新しいやり方が心地よければ
人は、感情の記憶を
上書きさせることが出来るのです。

安心の引き出し方がポイント

安心感の引き出し方が下手な人は
下手な学習をしているだけです。

安心感の引き出し方が上手い人は
上手い学習をしているだけ。

だから学び直せばいい。

くり返し、くり返し
学び直すことを付き合ってくれる
信頼できる愛しい相手を手に入れて
学び直せばいいのです。
とことん付き合ってくれる相手を
手に入れたら
とことん信頼して、学び直す。

そうやって
愛着形成は補強し続けるもの。

その方法を教え、支えるプロを育てたい!!
愛着形成のプロ育成が
これからの私の大事な役割だと思っています。

鶯千恭子(おうち きょうこ)

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