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歌詞の意味考察って

 「それは一体?」と思う映像作品が、平成中期辺りから増えてきましたね。1回見ただけでは、分からない。相当好きな人にしかメッセージが伝わらない作品。皆さんも思い当たる作品ないですか?


 小説の考察なら、私も多少なじみがあります。私は小説の考察は、かなり好きです。自分の予測が当たっているかは別にして、あれこれ考えるのが楽しい。そういえばドラマの考察はあまりしてない。複雑なドラマをあまり好まないからかぁ。自分の好みの映像作品は、どれも明るいタッチが多いからかもしれません。最後は希望を感じる作品そういうものに惹かれるから。考察の余地は少ない。


 考察して流行る作品って一気に火がついて一気に下火になる映像作品ありませんか。リアルタイムでドラマ見て、すぐ飽きてしまうっぽい。そういうのは残念ですね。とここまで映像の話が続きましたが、最近歌詞考察が流行っているらしい。


 思えば歌詞考察の先駆けアーテイストって椎名林檎さんな気がします。この歌はこういう意味とか随分ネット上で語られてきたイメージ。でもご本人はあまり考察され過ぎるのにも、疲れておいでのようでした。


 歌詞考察って難しくないですか?いまでもあちこちでアーテイストさんの歌詞考察がなされています。身もふたもない話になりますが、結局のところ何を意図しているのか本人にしか分からない。小説や漫画もそうといえば、そうなんですが・・・。歌詞って作り手の、ものすごくプライベートな領域に感じる。そこに軽々しく土足で踏み込んでいっていいものか。私は時々悩みます。


 数分の歌詞の意味を塾考。う~んMVや踊りも含めての考察か。昭和歌謡の歌詞の方が、歌詞だけなら考察の余地はありそう。こんなこと考えるのは私だけ?


 最近現代文の先生まで歌詞考察なさったりしているけれど、歌詞の意味って古文の解釈とも違う。センター試験に出題する事でもない。方程式で解き明かせるものでもないからなぁ。


 アーティストの作品に、あえてプラスαで無理に考察を付加せずともよいのでは。歌を作るって創作で、語呂やフィーリングとか諸々の条件が重なってそういう歌詞になったんだろう。私は深読みもし過ぎないようにしている。


 同じ曲でも歌い方変わるだけで、曲のイメージはガラッと変わる。また聞く側も時間の経過と共に、歌詞の受け止め方も随分変わってきます。その曲との向き合い方や付き合い方も変わってくるから面白い。歌って元々そういうものでは。

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