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ライフパートナー的なビジネスパートナーがいい

22日(月)〜24日(水)の2泊3日の石川県出張を終えて、22時半過ぎに帰宅した。[OUEN 塾]で福岡に月に4泊5日の出張していたことを思えば、その期間は半分であり、行き先は"ふるさと能登"でもあるのだが、何せふるさとに帰ったと言っても、町を出て半世紀あまりご無沙汰している。町に馴染みはあると言っても、今となっては何も福岡と変わらない。

60代と70代、10年の歳の差は大きい。高齢者と呼ばれる歳になった。今では、出張期間が半分でも、石川出張のほうが福岡より疲れたと感じる。歳には逆らえない。もう無理はきかない歳になったと思う。
そして、東京に帰ってくるとホッとする。やはり住み慣れた東京が落ち着くのだ。今は、東京が私のふるさとなのだ。

ふるさとは遠きにありて思ふもの

歳を重ねる毎に、この詩を強く実感する。

44歳で銀行を退職して、転々と転職する日々が続いた。やはり、私は組織の中に生きることが性に合っていないと思って、独立したのが55歳の歳だった。稲盛和夫さんを敬愛しているが、経営の才がないことは身を以て自覚している。トマトはトマト。決してメロンにはなれない。トマトに徹することが幸せだ。
そう思い直して、一匹狼(人寄せパンダ、ドラえもん)として生きていこうと思った。
さりとて、凸凹人間の私が独りでできることはほとんどありはしない。ドラえもんでもドラミちゃんがいてほしい。そんなことで、ここ四半世紀、その"ドラミちゃん"さがしをしていたようだ。
今まで、多種多様のドラミちゃんがいた。ほとんどのドラミちゃんは心優しい人だったが、中には食わせ者のドラミちゃんもいた。
食わせ者のドラミちゃんは勿論のこと、ビジネスライクオンリーのドラミちゃんとも長続きはしなかった。心が清くて温かくても、それだけではビジネスパートナーにはなることができない。愛すべき人とビジネスパートナーとは違う。
ベストは愛すべき人で、ビジネスライクを超えたハートがある人で、生きる哲学がニアリーイコールの人だと思う。お互いが気を使うようでは疲れて良い仕事はできない。
凹んだところを埋め合うパートナー、それはビジネスパートナーを超えたライフパートナーだ。そして、それが周りに集まってくる人たち皆んなを幸せにする。そんなビジネスパートナー→ライフパートナーが理想だ。

そんなことを考えながら、4月の石川県出張を終えた。

5月は22日(水)〜24日(金)の2泊3日の予定だ。
中能登町〜七尾市〜金沢市〜に加え
、5月からは富山にも足を延ばそうと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)

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