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『穏やかな心』を持つ

ほとんどの人は凸凹人間。皆んな、飛び出たところとへっこんだところがあるのが凡人だ。その凡人たちが持っている飛び出たところを別の凡人たちのへっこんだところに埋めて、丸い球形の理想型にする。それはお互いさま。凡人たちが強い絆をつくりあげて丸い球形になってこそ、その丸い球形はオールラウンダーに対抗することができる。

だから、「私はこれが得意技(得手)だ」と思ったことに磨きをかけ、誰にも負けない得意技に仕上げることが不可欠になる。その得意技を磨き続けることだ。
そして、その得意技を多くの人のへっこんだところに埋めていくのだ。埋めてもらった人は、その人の得意技を必ずその人にお返ししてくれる。そうでなかったら、その次が続かないからだ。

そして、その輪はどんどん大きくなっていく。輪は和であり、和は人たちを幸せにする。
[幸せの輪]、[幸せの和]をどんどん大きくすることだ。

そのために、苦労みやまのホトトギスで自分の得意技を見つけ、それを磨き続けることなのだ。

私の得意技は、人脈を拡げることだ。誰にも負けない努力をして、「誰にも負けない、人脈を拡げるという"得意技"」を磨き続けよう。

15年前くらいか、もっと前かもしれない。新聞に『人脈づくりの鉄則』の記事が載っていた。
私はそれをノートに書き留めて、ずっと私の人脈づくりの鉄則にしている。

[人脈づくりの鉄則]
1.最初から見返りを求めない。
2.自分が魅力的な人間になる。
3.自分から情報発信をする。
4.礼儀やマナーを大切にする。
5.こまめに連絡をする。
6.オンとオフを分けない。
7.聞き上手になる。
8.どんな人にも敬意を払う。

それに斎藤一人さんの天国言葉が加わる。

[天国言葉]
1.愛してます
2.ついてる
3.うれしい
4.楽しい
5.感謝します
6.しあわせ
7.ありがとう
8.ゆるします

これは、中村天風師の絶対積極(ぜったいせきぎょく)の精神と同じだ。

[絶対積極の精神]
1.怒らない
2.恐れない
3.悲しまない

71年生きてきて、やっと気づいたことがある。それは、人生を幸せに生きるためには『穏やかな心』が如何に大切かということだ。
『穏やかな心』を持つと、[人脈づくりの鉄則]が輪をかけて生きてくる。その拡がりのスピードが半端ではなくなる。
天国言葉が自然と口から発するようになってくる。そして、それが心にまで伝わるようになる。
人生を自然に積極的に生きるようになる。『穏やかな心』は万能薬なのだ。

その『穏やかな心』は、「自分に厳しく、人には優しく」ではないかと思うようになった。
自分に厳しいと、どうしても人がそれをしないと厳しく当たってしまう。それがストレスになる。私はせっかちのところがあるので、「この人は何でこんなことできないんだ」と、つい思ってしまうのだ。それが心を穏やかに保つことができていなかった原因だと、ここ最近ようやく分かってきた。

そう思って『穏やか心』を持とうと努めていたら、少しずつ見える世界が違ってきた。同じものを見ているのだが、穏やかな心が違うものに変えてくれたのだろう。

人との交渉にしても、宇宙の流れ(大流)に沿って生きていると、自然となるようになっていく。相手と相対するというのではなく、一体化するようになるのだ。

俺は男だとか、突っ張って生きるとか、これは譲れないとか、人と相対して勝とうと思うことが、心を穏やかにすると、"対決から融和に"すり替わるのだ。これは不思議なことだ。

⑴「穏やかな人」に見られる7つの特徴

1.怒らない。
2.メンタルが安定している。
3.笑顔を絶やさない。
4.優しい空気感がある。
5.余裕がある。
6.安心感がある。
7.物おじしない。

⑵「穏やかな人」になるために必要な3つのこと
1.自己肯定感をもつこと
2.ゆとりを持つこと
3.遊び心・ユーモアを忘れないこと

⑶「穏やかな人」になるため実践する5つのこと

1.感情をコントロールする。
2.ゆとりを持つ。
3.おおらかな心を持つ。
4.思いやりを持つ。
5.人の良いところに目を向ける。
6.ストレスをためない。

『穏やかな心』が幸せに生きるための一丁目一番地だ。
それを心して生きていきたいものだ。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)


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