第74回東京新聞杯〈振り返り〉

レースラップ

前後半4F、46.1-46.0
1,000m通過、57.8
上がり4F-3F、46.0-34.3
勝ち馬上がり、33.5
レースタイム、1.32.1

馬場状態

Dコース、クッション値9.3
含水量、4角15.9%、G前14.2%
朝雨が降り、気温も上がらないため、
多少水気含んだ馬場になるだろうが、
開幕週2週目で、時計も速め、先行馬有利である
あとインの状態が良いので、後方馬で外持ち出すのはマイナス
差し馬もイン待機していないと厳しいかな

レース振り返り

⑤ウインカーネリアン、基準でこのレースを検証すると、
昨年の安田記念が、58kgで、前半4F46.0で逃げて、タイム1.32.1、8着
天候、馬場、仕上げ度など細かい条件は異なるが、
ほぼ同じラップで逃げて、2着と8着
これがGⅠとGⅢの差であろう
特に牡馬57kg、牝馬55kg以下で、3着より着順下だった馬は、
GⅢレベルに達していないと評価

①サクラトゥジュール
スピードの持続力はある馬、でも加速度感は?
というのが戦前の評価だったが、
力強い、加速度感ある伸び脚だったね
確かに馬場状態考えると、内枠は有利
残り1Fまでは、モタモタしていたが、
ムチ入れられたら、一気に加速、切れ味あったね
そして、キング騎手の追う技術の高さ
ほんと素晴らしいよね

⑤ウインカーネリアン
鉄砲駆けしない馬だが、今回は調教でも力強さがあり、
100%ではないが、調子良さそうだった
そして持てる力を存分に発揮した競馬
三浦騎手も、あれで負けたら納得であろう
ただし、昨年と比較すると、極々わずかではあるが、衰えも感じた
これからのレースは、1戦1戦が勝負になってくるね

⑧ホウオウビスケッツ
昨年のスプリングS、重馬場で2着だったが、
調教見ていると、スピード感があって、軽い馬場の方が合う印象
今日も乾き切っていたら、ひょっとしたかもね
でも冷静に言うなら、まだ重賞には手が届いていない位置
あと1レベルUP必要だね

②アスクコンナモンダ
4着は、正直言えば枠順が大きい
勝ち馬と比較すると、ズブさもある
ただ粘り強い、スタミナ感じる伸び脚は、この馬の長所
重賞までは足りない馬だが、重馬場だったら狙う価値アリだね

⑪マテンロウスカイ
残り100mで脚が止まった
これは距離スタミナではなく、上がり脚のスタミナ不足かな
重賞では、東京・新潟コースは厳しい
中京、阪神、京都コースなら、少し可能性感じるが…

⑥マスクトディーヴァ
大きな敗因は、出遅れにある
ただ今回は、ヴィクトリアマイルに向けて
東京マイルを経験させるのが、一番の目的だったと思う
ならば、人気背負っていたのはわかるが、
無理せず内に潜り込ませて、直線だけの競馬でも良かったかな
外で動ける形だったからか、力んで走っていたし、
直線もあれだけど外に出したら、今の馬場では厳しい
上手く乗っていたら、2着はあった
状態も100%でなかったし、力は確認出来る内容だったし、
評価を下げる必要はないかな

⑯アヴェラーレ
内枠だったら、2着争いだったかな
それでもGⅢを争う圏内までの馬
重賞までは、あと一歩、なかなか遠いね

⑨ウンブライル
調教でも、気合い、凄み、キレが足りず、まだまだと感じた
ルメール騎手でも、さすがにマジック使える状態ではなかった
今回はノーカウント、次がこの馬の評価が出るレース

⑦ジャスティンカフェ
少しずつだが、うるささ、というより、我儘さ、が増している
走ること、レースに出ること、嫌なのかな?
今回の敗戦は、やや危険な兆候
次走も調教でうるささ感じるようなら、消し、かな

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