２月13日
●スピードスケート女子500ｍ。
　小平奈緒さんは今季ワールドカップで８戦して１勝、２着４回。競馬式に表記すれば【1-4-1-2】
アメリカのエリン・ジャクソンが【4-1-1-2】
ロシアのゴリコワが【1-3-2-2】。これがトップ３。
　小平さんは13組でゴリコワと同走。高木美帆は４組。

●高木美帆、銀メダル！　1500ｍの銀は悔しそうだったけど、500ｍの銀は超うれしそう。決まった瞬間の映像がかわいい。1000ｍは金いけるかも。
　小平奈緒さんは17位。ゴール直後、韓国の放送席でイ・サンファが泣いていたた映像がたまらん。

高木美帆「正直なところ、１５００メートルが終わった段階で、パシュートの事も考えると、５００メートルに出るかどうか考えたこともあったんですけど、最後まで挑戦してよかった」
小平奈緒「一歩目で躓いてしまったので、頭が真っ白になってしまって。こういうところで失敗してしまうというのは、ここで何か気付かなきゃいけないというサインだと思う」（ＴＶ中継からの書き起こし）

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２月14日
●スキージャンプ団体のゲスト解説。ワイドショーのプロデューサーはさっそく高橋成美さんの連絡先を調べて、出演オファーをしているのではないか。新しい暴走天然キャラが一発で発掘された。
　ジャンプの話題も全部、自分のフィギュアスケートの話に持っていってしまい、斉藤浩哉さんが困っている(笑)。
　ちなみに斉藤浩哉さんは長野五輪の頃「無類の安定感」で知られ、競馬民にはナイスネイチャに喩えられていた。

●「斉藤さんのしゃべる時間がなくなってしまいますので、高橋成美さんはもう少し、しゃべりを短くしていただけませんか」と指示が出たんじゃないかと思うくらい、なるちゃんの出番が短かったぞ。１本目と２本目のあいだ。
　しょうがないから、高橋成美さんの過去の動画を探して、いろいろ見た。羽生結弦と幼馴染のようで、「ゆづは普段はゆづなんですけど、氷の上では、ゆづの中の羽生結弦が出てくるんですよ！」と熱烈に語っていた。

●ジャンプの男子団体は日本５位。これは順当な結果。スロベニアが優勝を逃したのは予想外。

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２月15日
●女子パシュート準決勝。日本はベスト３人のメンバー。カナダもオランダも同じ。２時間後の決勝にこの選択がどう出るか。

●女子パシュート決勝、カナダに敗れて銀メダル。
　残り１周までリードしながら、最後のカーブで３番手・高木菜那が転倒。どっちかというと、前が詰まっていたように見えた。
　前を押せば自分の足がおろそかになる。足に集中すれば前を押せない。五輪レコードを超えるペースの中、最後まで足が持たなかった。ソルトレイクシティのワールドカップと同じだ。
●４年前と比べると、高木美帆が最初と最後に１周４分の３ずつ引っ張るのは同じ。その後、ピョンチャンは佐藤綾乃（準決勝休養）が１周半、高木菜那１周だったのが、今回は佐藤綾乃１周、高木菜那１周半。この半周の差が大きいのかも。

●ショックがでかすぎて、まだ立ち直れない。本当に残念で、本当にせつないときは、前向きなツイートなんかできないと、わかった。高木菜那の号泣映像を何度も見ている。
　誰のせいでもない。カナダが強かった。だからギリギリの勝負をするしかなかった。でも、今大会で引退をほのめかしている高木菜那に、また今度という言葉をかけるのは無神経すぎるし、立派な銀メダルですというありがちな慰めも、部外者が言うことじゃない。

●メダルセレモニーの間、裏で自転車こいでいた押切美沙紀さんの映像が哀しすぎる。今日、一度も滑ってないからクールダウンの自転車じゃないだろうに、こがずにはいられなかったのか。メダル授与を見たくなかったのか。
　一度でもレースに出ていればメダルの資格を与えられるが（だからオランダはメダルが４人）、一度も出番のなかった押切選手はメダルなし。４年前のパシュート落選から、やっとつかんだ４番目の代表の座だったのに。

●３人のインタビュー。高木菜那さんが涙をこらえながらも、謝罪のようなことはいっさい言わず、「悔しい」と自分の感情だけ語っていたのは拍手。さすが、それでこそ幕別の勝ち気な大判焼き娘だ。

　写真はデイリースポーツ2/15より

●えーーー、複合ラージヒルの後半クロスカントリー、20時からと書いてあったから、それまではフィギュアスケートを見ていようと構えていたのに、20時前に「渡部暁斗、銅メダル」のニュース速報。
　なんだよ！　完全に見逃した。しかも、金メダルを争ったらしいじゃないか！　代わりに河辺愛菜ちゃんは見られたけど。

●女子フィギュアスケートＳＰは、樋口新葉ちゃんがのびのび滑ってくれれば、それで良し。トリプルアクセル決まった！！