皐月賞の展望と福島・中山の推奨馬

 昨年11月、日刊スポーツに書いたコラムの冒頭を引用します。

「マイルCSを目の覚めるような末脚で差し切ったナミュールの三代母はキョウエイマーチ。97年の桜花賞馬で、80年代の欧州最強馬と呼ばれるダンシングブレーヴの日本での代表産駒だ。
 ナミュールを代打で勝利に導いた藤岡康太騎手は、15年のマーメイドSでもダンシングブレーヴの血をひく馬を、後方一気で勝たせている。馬の名はシャトーブランシュ。イクイノックスの母だ。」

「ダンシングブレーヴを持つ馬に乗せたら日本一の穴男」という二つ名を贈り、藤岡康太騎手の逝去にお悔やみを申し上げます。

 今週の内容。
1 皐月賞の展望。弱気な、絞れていない内容です。
2 4月14日の推奨馬は、福島民報杯などをピックアップ。
3 馬券術のコーナーは、先週の結果を振り返りながら中山と福島の得意な血統に触れています。

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