昔から、月曜日というのはなんとなく倦怠感の増すような気がする。

土日の休暇の安寧した慣性を破らねばならない所為か、月曜の朝にかかる労力は普段に比べて一入に感じられるものだ。

実際、アメリカで行われたとある研究結果では、労働者の生産性が最も低かったのは月曜日だったという。

成程、月曜日の気怠さは、ある程度人が等しく感じているもののようだ。

これは「月曜病　Monday morning blue」と呼ばれているらしい。

そして、この私もこの流行病に罹ってしまった。それも特にひどいのを患った。

究極の月曜病だ。

「アルティメットマンデイモーニングブルー!!!」

というと、なんかヒーローの必殺技みたいで響きがカッコいい。

だが、その内容たるや、ただのダッサイ項垂れた生活態度に他ならない。

極めて個人的な話になるが、私はもうそろそろ引越して一人暮らしを始めなければならない。

したがって、家探しから引越しの準備、生活用品の買い出し、バイト探し、卒論の準備までやることが盛りだくさんなのだが、如何せん、私は「アルティメットマンデイモーニングブルー!!!」なので、全然やる気がおきない。

いや、おこさないといけないだけど。

でもなんせ、ここ半年ほどはニートに等しい生活をしてきてしまったのだから、無気力の慣性というのは莫大な力である。

それもやるべきことすべてがやりたいことでもないから、一層面倒くさい。

まあ、全部自分が悪いんだけど。

兎角、もう正月の猶予も解かれる頃合なので、動き出さねば。

取り敢えず、倦怠感を言葉にすべて吐き出すことから始めてみた。