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マニアックと呼ばれて

旧Twitter上でレトロゲームネタを扱っていたインフルエンサーの若い方(?)の物言いが物議を醸した。
※インフルエンサーとは世間に与える影響力が大きい行動をビジネスとして行う人物のことを指します。
まずは件のツイートを見てみましょう。

現存していない4メーカー
問われるマニアックの定義

古いゲーム会社を挙げて、投票した方達に「マニアックなアンケートだった」と返信。
ちなみに私はメサイヤに投票しました。PCエンジンCD-ROM2のらんまの格ゲーが好きだったので🙄

この「マニアック」という語彙を巡り議論が起こったわけですが……。
発信したインフルエンサーとしては、現存しないゲーム会社を挙げて、それに対し反応できるならマニアックでしょうという意味合いで言葉を使われていました。
これに異を唱えたのは、現在レトロゲームと呼ばれている作品やゲーム会社をよく知っておられる往年のファンでもあり現役のクリエイターの方でした。
挙げられた4つのメーカーの作品をリアルタイムで楽しんでいた人を捕まえて、マニアックという言葉で一括りするのは正直どうかと思いますね私は。
つまり、古い作品を知っているだけでマニア呼びするのは配慮に欠けていると相成ります。

インフルエンサーが挙げられていたテクノスジャパンの話を少ししてみますね。
テクノスジャパンと言えば…?!
やっぱり頭に思い浮かぶのはくにおくんシリーズの方が多いのではないでしょうか?
えっ、ダブルドラゴンの方が好き?
ごめんなさいね、私ベアナックル派なので…w
さて、現在くにおくんやダブルドラゴンはアークシステムワークス(以下アーク)が無体財産権を譲受しています。
※無体財産権とは「特許権、実用新案権、商標権、意匠権、回路配置利用権、育成者権、商号及び著作権の8種類のものに限って、このように表現される権利。」
アークは元々くにおくんシリーズなどを開発したりしていた関係もあり引き継いだ流れですね。
若い方に対してはギルティギアのメーカーと言ったほうが通りはいいかもしれません😉✨
テクノスジャパン一つとっても受け継いだ作品をアークが今でも作られています。
そういった背景も知らずにマニアック云々言い出したら、一生懸命ゲームを作っているメーカーに対しても失礼でしょう。

来年発売のウマ娘のゲームですが、PVをご覧になればくにおくんの大運動会を連想される方も多いかと思います。
Cygamesとアークは一緒にゲーム開発している仲でもありますのでスムーズにネタを使えたんですよねこれ。

今回取り上げたインフルエンサーを支持されているファンの方の中には、マニアック問題について意見を物申すゲーマーのことを老害と揶揄したりしていますよね。
思うんですけど、他者に対してレッテル貼りをする暇があるなら、レトロゲームの作品やメーカーを少しでも勉強して立派なオタクさんになればいいのに〜なんて思うのです…。
ここまで書いておいてアレなんですが、私みたいなアニメオタクでもそれなりに語れちゃうので🥺

では今回のお話はこのへんで。
お読み頂きありがとうございましたぁ🙇

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