天王山、だったけど…。

前にも書いたけれど、コロナ禍の時期に、
巨人軍の阿部慎之助コーチが、
某テレビのスポーツ番組のインタビューに
このようなことを答えていた。
「(観客のいない)今の若手の選手は、チャンスに凡退したり、試合に負けたりしたときの、ファンのガッカリ感を感じ取れないのが、気の毒。ファンのがっかりした空気を味わうのも貴重な経験になる。」

勝負事には様々な準備やプランがあっても、
必ずしもその通りには行かないことも多い。
勝率10割、全勝するのは、理想であって、必ず、一定の負け試合はある。
大切なのは、負け方であったり、ファンのがっかりの受け止め方であったりする。

「負け試合を作る」という表現は、適切ではないかも知れないが、それなりの織り込み方というのは、指揮官にはあるのではないかと想像する。
この負けを今後にどう活かしていくか
期待したい。

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