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選ばれし者。

勤務中に知った。
新日本プロレス・スターダムがSNSにて会社で例の議員さんの「プロレス芸」発言を謝罪させる事に。
もう呆れた。
これで喜んでるファンにも。

こちらで書いたけど、ほっときゃ良いんですよ。
謝罪させたって何もならない。
一貫性。
謝ったって、どうとも思ってないんだし。
またこのような発言がこれからもまたワンサカとでてくる。
目くじら立ててするような事じゃない。
木谷オーナーが、ここぞ!とばかりに旗振り役してるのがかっこ悪い。
これをカッコ良いって言ってる人の感性を疑う。
また猪木さんを持ちだしたら、ジャン斎藤さんに笑われそうですが猪木さんならそんなの無視すると思うんですよね。
「バカじゃねぇの」で終わり。
まさに「どうってことねぇよ」ですよ。
それに当時はSNSがない時代でしょう。
会場に来て「八百長だ!」って言った客を追い出していたんですからね。
若手に命令して。
お金返して。
それだけ誇りを持ってる。
後は「揉め事はリングに持ち込め」だ。
何故、これを展開に発展させようとしないのか。
そんなの誰も望んでいないだろうけど、それをも可能性にするプロレス団体があってもおもしろいと思うんですよ。
この件が立ち消えになってからじゃないですよ。
今ですよ今。
木谷オーナーには愕然としていました。
そんな事を思っていました。
そしたら・・・。

是非、読んでください。
感動しました。
嬉しかった。
引用させていただきますけど。
『それこそ最近ではある政治家さんがプロレスあーだこーだ的なポストに対して熱くなっている方々もいらっしゃいますが、わざわざSNSに残したり、ポストする事では無いと俺は思います。あれもいいね欲しさにしか見えないし、誇り持って堂々と黙ってプロレスラーやってりゃ良いじゃん』
『俺はお客さんに媚びるレスラーが大嫌いです』

これですよ。
自信もっていれば良いんです。
持っていれば堂々とすれば良いんです。
T-Hawk選手、大好きになった。
こういう発言をハッキリされるレスラーがいて、本当に嬉しい。
この言葉こそ大事なのだ。
プロレスラーは自身を誇ってください。
『選ばれし者』なんだから。

後ね、この件があった時に思い出したのが今年の3月に猪木さんのお別れ会だった。
皆、SNS用に写真ばっかり撮ってるんですよね。
誰もが。
そして皆がその写真を引用して「猪木さんありがとうございました」って載せてるんです。
気持ち悪い。
それこそ、いいね!目的の至上主義。
自己満だよ。
僕は一切撮らなかった。
来た事も後悔した。
そしたら猪木さんを国民栄誉賞にしよう!って封筒があった。
バカ言ってんじゃないよ。
猪木さんは国民の者だったのか。
『俺たち』のアントニオ猪木だよ。
誰のもんでもない。
ファンの胸の中にいる。
一人一人の想い想いにいるんだ。
それで今じゃ何もなかった感じになってる。
寂しいというか、悲しいですよ。
猪木さんをもう利用しないで欲しい。

僕の友人達が有難い事に書いたのをシェアしてくれるんですよ。
でも、そこの「好きな事」「お仕事」って書いている。
それって、どういう意味なの?
自身の想いや意見じゃないの?
僕はお仕事って楽しいからやるもんじゃないし、嫌なら辞めれば良いってスタンス。
この仕事する時も大義名分あった訳じゃない。
お仕事として割り切って。
好きな事でもないし。
僕は15歳から仕事しています。
現場仕事が中心だった。
親の工場だったから、好きもへったくれもない。
楽しい事もない。
惰性ですよ。
流れのまま。
だけど同じ学年・年齢の子が学校に行ってる時に僕は岡山の雪が積もった山の頂上で仕事していた。
そのプライドはあります。
(俺はやってるんだ!)って気持ちはあった。
負けねぇぞ!って。
夏に日焼けして鉄筋持って働いてる時、下校する同級生に言われた。
「うえちゃん、何してるの?」
「決まってるやろ、仕事してるんや!」
その気持ちは今でも変わらない。
仕事に好きも嫌いもないよ。
楽しいのも。
お仕事だからやるんでしょう。
僕の友人達は独立してるんですよ。
だから好きな事やってると思う。
それで良いじゃん。
何を遠慮っていうか見計らってるんだよ。
SNSでもそう。
「仕事の合間にプロレス見てます」って書いてる。
誰も何も言ってないだろう。
「プロレス見てます」で良いんだ。
お仕事してるの分かってるから。
それこそ堂々としてろ。
お仕事して働いて、そのお給料で休みの日に好きなプロレス・好きな選手の応援に行く。
それで良いじゃん。
何でそれこそ大義名分使うの?
何度も言うぞ。
堂々としてろ。
お仕事だから、やるんだ。
もう50過ぎて何周もしていたら、そんな気持ちになる。
そう思っていたら、以前もこんな事書いていた。

『強くあれ』
って、それこそ今のプロレス界にも友人達にも伝えたい。
前田日明兄さんが第一次UWFから新日本プロレスと業務提携。
そこからの新生UWFの旗揚げ。
「色んな事がありました」
「言えるのは確実に強くなっています」と。
気持ちも想いも強くなってるって事。
常に持ち続けたい。
『選ばれる者の恍惚と不安、2つ我にあり』
だからこそ、僕達はプロレスラーに惹かれるのだ。

もうすぐ24時間勤務も終わる。
だが、明日も24時間勤務。
やるしかない。
それを教えてくれてるのが『プロレスラー』だから。
昨日の夜、搬送行く時に道路工事の人。
警備員の人。
沢山いた。
寒いのに頑張られていた。
皆がその持ち場で『選ばれし者』なんだから。

追伸・どうせ皆が書く事だからムシしようとしたけど、何故 書こうと思ったか。
皆、綺麗事ばかり言うからだ。

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