苗字平均化(あだち~あんどう)

足立


投手:右2(合計2人) 実働13年 357試合(196先発71完投18完封12無四球)
96勝82敗2S 防御率2.97 1617回 797奪三振

野手:なし

阪急に在籍した元祖サブマリンエースの足立光宏(1959~79阪急)の活躍が大きい。もう一人の足立である足立亘(1986~94広島、日本ハム)がもう少し活躍していたら平均勝利数が100勝を超えていたというのが少し惜しくもある。

安達


投手:なし

野手:右1両1(合計2人) 実働9年 669試合 
406安打 打率.234 18HR 149打点 56盗塁 112犠打 13犠飛 
捕-一-二D三-遊B-外- 現役○

23区ではない「アダチ」は二遊間を守れる守備型のいぶし銀選手となった。現役に安達了一(2012~オリックス)がいるがもう一人の安達こと安達俊也(1984~96近鉄)も二遊間を守っていた守備型の選手だった。打率はそこまででもないが犠打が上手い。

安部


投手:右2(合計2人) 実働6年 118試合(22先発4完投3完封1無四球)
18勝14敗 防御率2.80 308 1/3回 116奪三振 現役-

野手:左2(合計2人) 実働12年 646試合
395安打 打率.264 32HR 168打点 30盗塁 30犠打 13犠飛
捕-一E二-三E遊-外E 現役○

投手は安部和春(1960~69西鉄、阪神)の影響が大きい。平均化できたのは比較的新しく安部建輝(2013~16DeNA)が入ってきてからのことだった。

野手は現役に安部友裕(2008~広島)がいるので今後も成績がさらに伸びることが予想される。


阿部


投手:右2左3(合計5人) 実働6年 100試合(先発45完投14完封3無四球1) 
18勝19敗1H 防御率3.25 365 1/3回 204奪三振 現役○

野手:右6左3(合計9人) 実働7年 455試合 
343安打 打率.267 45HR 171打点 19盗塁 24犠打 10犠飛
捕D一E二F三F遊E外E 現役○

投手は阿部八郎(1949~59阪急、西鉄)が目立った成績を残している他は特に強い投手はいない。一応現役に阿部和成(2008~ロッテ)がいるが近況が冴えないのでこれからの成績の伸びは期待できないか。

野手は本塁打数が比較的多いのは阿部慎之助(2001~巨人)の影響が強い。一応全ポジション守れるようにバラけたのは捕一に阿部慎之助、二三遊が阿部真宏(2001~12近鉄、オリックス、西武)、阿部俊人(2011~17楽天)、外野に阿部成宏(1965~81大洋、巨人、近鉄)がいたことによる。

荒井


投手:右2(合計2人) 実働2年 15試合(2先発)
0勝1敗 防御率4.11 26 1/3回 11奪三振 現役-

野手:左3(合計3人) 実働8年 397試合 
269安打 打率.268 18HR 95打点 12盗塁 18犠打 7犠飛
捕-一-二-三-遊-外D 現役-

投手はいるにはいたが…という感じでよほど強い投手が入団でもしない限り伸びはないか

野手は全員が左打者だった。しかしモノになったのは荒井幸雄(1986~2000ヤクルト、近鉄、横浜)しかいなかった。

新井

投手:右2(合計2人) 実働5年 82試合(先発5完投1)
2勝4敗 防御率4.38 117回 60奪三振 現役-

野手:右5左3両1(合計9人) 実働9年
704試合 568安打 打率.276 51HR 255打点 27盗塁 40犠打 19犠飛

投手はそこまで目立った投手はいなかった。とはいえ完投の経験がある。のちに掛布の恋人と呼ばれた打撃投手になる新井良夫(1969~78阪急、阪神)がいる

野手は新井宏昌(1975~92南海、近鉄)と新井貴浩(1999~2018広島、阪神)と名球会入りした選手が2人いた。しかしそれ以外の選手の成績がそこまで突出しておらず成績にもそれが反映された。とはいえ安打が500本以上で打率が2割7分後半あれば十分優秀な方にはなるとも思うが

新垣


投手:右2(合計2人) 実働9年 92試合(先発89完投14完封4無四球2)
33勝34敗 防御率4.09 554 2/3回 516奪三振 現役-

野手:なし

新垣渚(2013~16ダイエー、ソフトバンク、ヤクルト)と新垣勇人(2013~18日本ハム)の成績を足して2で割ったもの。新垣勇人がもう少し頑張ってくれていたら登板数の平均が3桁になっていたかも知れない

荒川


投手:なし

野手:荒川 右5左1(合計6人) 実働5年 355試合 
247安打 打率.248 11HR 93打点 28盗塁 13犠打 3犠飛
捕E一-二F三F遊-外E 現役-

王貞治を育てた荒川博(1953~61毎日、大毎)がいるが最も活躍したのは捕手としては異色の俊足で通算122盗塁の荒川昇治(1947~55松竹、大洋等)だろう。ただし人数が若干多かったので平均化したら俊足はそこまで反映されなかった

荒木


投手:右4(合計4人) 実働4年 52試合(先32完3封2無四1)
12勝13敗1S 防御率4.44 225回 100奪三振 現役-

野手:右4左1(合計5人) 実働10年 659試合 
510安打 打率.255 12HR 89打点 89盗塁 69犠打 6犠飛
捕-一-二C三-遊D-外E 現役○

投手は荒木大輔(1983~96ヤクルト、横浜)が最も活躍した。一瞬の活躍でよければ荒木政公(1936阪急)も1年限りだが9勝2敗、防御率1.72、9完投3完封2無四球という成績を残している。とはいえ平均化したらあまり突き抜けてはいないが

野手は2018年まで現役だった荒木雅博(1996~2018中日)の活躍が大きい。全体的に二塁手、遊撃手が多い。現役選手もいるが成績の伸びはそこまで期待できないか。

有吉


投手:右2(合計2人) 実働3年 63試合(先13完2)
7勝9敗1S10H 防御率3.27 135回 69奪三振 現役○

野手:なし

現役選手で有吉優樹(2017~ロッテ)がいるので成績をどこまで伸ばせられるかに期待がかかる。

アルモンテ


投手:なし

野手:右1両1(合計2人) 実働1年 83試合 
89安打 打率.304 9HR 43打点 2盗塁 1犠打 2犠飛 
捕-一-ニ-三-遊F外F 現役○

現役選手でソイロ・アルモンテ(2018~中日)がいるので成績をどこまで伸ばせられるかに期待がかかる。

アレン

投手:なし

野手:右3左1(合計4人) 実働2年 115試合 
104安打 打率.280 14HR 49打点 11盗塁 3犠打 2犠飛
捕-一-ニ-三-遊-外E

大外れとまではいかないにせよ微妙な助っ人といった成績に。ちなみに一番成績が良かったアレンは乱闘映像でよく出る大門和彦を追いかけ回したロッド・アレン(1989~91広島)だった。

安藤


投手:右3左1(合計4人) 実働7年 198試合(先71完10封3無四2) 
33勝34敗3S19H 防御率3.50 560 1/3回 371奪三振 現役-

野手:右4左1(合計5人) 実働8年 423試合 
199安打 打率.217 10HR 71打点 14盗塁 31犠打 4犠飛
捕D一-ニD三-遊E外F 現役-

投手は安藤優也(2001~17阪神)の活躍が大きい。先発中継ぎ兼用タイプか。

野手は安藤順三(1954~70東映)や安藤統男(1962~73阪神)などが代表的だが守備の人だったため打撃はあまり冴えないか

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