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賞レースあれこれ

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賞レースについてのあれこれの記事をまとめました。
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記事一覧

賞レースの2本目やっちまった史

先日、アメトーークで放送された、「賞レース2本目やっちまった芸人」。この回には、チョコレートプラネット、笑い飯、ロッチ、そしてさや香の4組が出演していた。この4組は、賞レースに詳しい人はもちろん、それほど詳しくない人でも知ってるぐらいやっちまったと言っても過言ではない。
しかし、その他にも2本目でやっちまった芸人は多数存在する。今回のnoteでは、歴代賞レースの2本目やっちまった芸人たちの歴史を紐

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耳心地いい-1グランプリ採点分析

先日放送された、耳心地いい-1グランプリ。賞レースらしからぬ明るい雰囲気の大会を制したのはゆんぽだんぶ。おめでとうございます。

KOCやM-1の時は各ネタの感想を書いているが、今回は書きません。総括するなら、審査基準が耳心地の良いネタというのが難しいということ。個人的には面白いけど耳心地はそれほどというネタもあれば、逆もしかりという感想である。そのなかでゆんぽだんぶは頭一つ抜けてたと思う。
それ

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ABCお笑いグランプリ2023感想

ダブルヒガシの優勝で幕を閉じたABCお笑いグランプリ2023。今回のnoteでは、各ネタの感想を書いていこうと思う。

スペシャルアクト若手2組は程よく力を抜いて、見取り図がもう一段階ギアを上げた印象。盛り上げ方としては非常に良かった。

ファーストステージAブロック① 天才ピアニスト

もちろん面白かったし、らしい面白さも存分にはあったが、根本的なレベルアップからは逃げてたという印象。

② 素

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ABCお笑いグランプリ2022

カベポスターの優勝で幕を閉じたABCお笑いグランプリ2022。このnoteでは、各ネタの簡単な感想を語っていく。

レジェンドアクトオズワルド→貫禄すら感じさせるほどの面白さだった。今年のM-1も頑張ってください。
コウテイ→あれだけ耕して欲しいと連呼してたのに、会場の空気は良い意味で荒らしてたよね。
ミルクボーイ→ミルクボーイの中では一番動くネタちゃう?

3組が十分に場を温めたところで大会スタ

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THE MANZAIのパラレルワールド

M-1グランプリ。2001年に第一回が開催されたこの大会は2010年まで毎年開催されたが、2010年に一旦終了。その後、2015年に復活し現在に至る。
ちなみに、M-1グランプリ空白期間の2011~2014年、THE MANZAIという大会が開催されていた。しかし、世間的な認知度や大会としての評価は低い。
そこで、今回のnoteでは、THE MANZAIのファイナリストがM-1ファイナリストになっ

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ABCお笑いグランプリ2021

先日決勝戦が開催された第42回ABCお笑いグランプリはオズワルドの優勝で幕を閉じた。私は諸用があって、リアルタイムでは見れず、翌日の夜に録画視聴した。今回は各組の簡単な感想を書いていこうと思う。

オープニングアクトコウテイ→こんなネタするんや。
マヂカルラブリー→世界観爆発。
ミルクボーイ→流石やわ。

ファーストステージAブロック①Gパンパンダ
設定が良く、展開は少しベタだったがトップバッター

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KOC審査員統計学

先日、R-1グランプリの審査員が発表され、7名中5名が初審査員となった。一方、決勝戦の審査員が6年連続同じ賞レースがある。それは、

キングオブコント皆さんご存知だろうけれども。まぁキングオブコントの改善案については、いろいろ言ってきたので、今回は、過去の審査から分かったことを発表していこうと思う。

まず、最初の説はこちら。

審査員の点数
コンビは似てる説現在のキングオブコントは、松本人志・さ

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視聴者審査っているか?

2021年3月7日、新たに生まれ変わったR-1グランプリが開催される。そして、このR-1にも、視聴者審査があるらしい。そこで、このnoteでは賞レースにおいて視聴者審査は必要なのかを考える。では、私が歴史を振り返った5大賞レースでは、どのように視聴者審査が利用されたのか。

M-1グランプリM-1は、決勝では第1回の2001年のみ採用された。審査方法は、大阪・福岡・札幌の一般審査員100人づつ、計

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