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【サウナと私2】サウナのマイルール

サウナへの向き合い方は人それぞれだ。毎日入る人もいれば、週一、月一といったペースで楽しむ人もいる。サウナーの数だけサウナの流儀がある。

以下に私のサウナのルールを書きたい。このルールを他人に押し付けるつもりはない。あくまでも自分がサウナ生活を通して何となくわかってきた「ああ、自分はこういうふうにサウナに入るのが好きだな」という感覚である。

・「サウナ→水風呂」のサイクルを2周する
ここには異論がある人が多いかもしれない。多くのサウナーは3〜4周する。私も最初はそういうものかと思い、義務的に3周していた。だが、途中でそれをやめた。

やめた理由は、自分の中では1周目の終わりの休憩がサウナ快楽のピークであり、その後はそれほどのものは得られないとわかったからだ。

むしろ、3周目以降は単純に体が疲れてきて、心地よさを存分に味わえないような気がする。もちろん気持ちいいんだけど、気持ちよさのピークはすでに超えているな、という感覚がある。

実際、初めて2周でやめてみたとき、ああ、3周でやめるのと別に変わらないな、と思った。それ以来、基本的には2周で終わることにしている。

・なるべく上段に座る
熱を十分に味わいたいので、体感温度の高い上段に座りたい。上段が空いていないときは下段で機会をうかがい、上段が空いたらすかさず上がる。

・サウナ10分、水風呂2分
サウナの時間はあまり短すぎない方がいい。短いと十分にととのわないことがある。時間を測らないで入って限界だなと思って出ようとすると、だいたい理想の時間より短くなりがちなので、砂時計や時計を使ってある程度正確な時間を測る方がいい。

水風呂でも同様。ぼーっと入るということはせず、頭の中で時間を数える。私の場合、水温にもよるが10数えるのを12〜16回、だいたい2分前後。これもサウナと同じで、体感で時間を決めると短くなりがちだからだ。

・休憩の理想は寝転ぶこと
水風呂を出た後の休憩タイムでは、目を閉じてあおむけに寝られるのがベスト。しかし、これができる場所があるサウナ施設はそれほど多くはない。次点として、あおむけに近い状態で横になれるデッキチェアがあるならそれでもいい。

それもない場合は、椅子に座って背もたれに後頭部を付けて、首を上向きにするのが望ましい。休憩時は熱というか何かが上に昇るようなイメージを持つのがいちばん心地よいので、それを追求するには上を向くことと、首の安定感が重要だ。

背もたれがない場所の場合、さらに妥協案として座った姿勢のまま首だけ真上を向くこともある。これでもそこそこいける。

・休憩はやや長めにとる
サウナでほかの人の動きを見ていると、少し休憩してすぐに2周目に入る人が多い。私は体の熱がある程度落ち着くぐらいまで長めに休憩する。ここがいちばん心地よい時間なので、それを満喫したいと思うからだ。

仕事のアイデアが浮かんだり、悩みごとの解決策が浮かんだりするのもこの休憩時間だ。長めにぼーっとすることで得られるものは多い。たとえ何もアイデアが出ないとしても、ぼーっとすること自体が心地よいので長く休むに限る。