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仮想通貨の業界構造図解

社内であらためてビジネスモデルを検討するにあたり、業界構造を図解してみました。

仮想通貨業界は変化が早く、ICOの規制などもあるため、全くこの通りというわけではないかと思いますが、大きくは、ずれていないと思います。

この図の上に行くほど、市場規模が大きく、利益率も大きいという理解です。つまり通過の発行体との距離が近ければ近いほど、市場は大きいと言えるのではないでしょうか。

一方で、右下のプレーヤーが上に行けないかというとそんなことはなく、誰もが発行体になり得るという点がこの業界の面白いところです。

GMOは、コインから、マイニング、マイニングボード、取引所まで事業展開をしており、この業界図の上部をごっそり取ろうとしているのがわかるかと思います。

下部のサービスの資金は結局のところ、上部からの広告費という形で落ちてきているにすぎないので、上部が死ぬと一気に死ぬ構造です。

昨年取引所のアフィリエイトを自主規制するという発表がありましたが、それ以降メディアやツール系のプレーヤーはかなり苦しい戦いがあったと推察されます。

OWLCOINは、まだ単なる1メディアに過ぎないですが、今後は独自通貨を発行し、この上層部へ斬り込んでいく所存です。

以上、仮想通貨の業界構造のお話でした。


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