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向こう5年でM-1グランプリのラストイヤーになる組を調べてみました 2024年版

 昨年、M-1が終わった辺りで向こう5年のラストイヤー組を一覧にしてみました。

 1年経てば当然ながら「向こう5年」が1年ズレるわけです。それに加えて、残念ながら解散してしまった方々も毎年のようにいらっしゃいますから、年が変われば改訂版が必要になると思いました。というわけで、M-1グランプリ2024年に対応した「向こう5年ラストイヤー調査」をご紹介いたします。

 調査方法としては、M-1グランプリ公式サイトの「コンビ情報」を使いました。

 詳細に調べるとデータがあまりにも膨大になってしまいますので、2023年のM-1グランプリにエントリーした組のみを載せております。そのため、同じ年のラストイヤー組でも、昨年の調査と若干異なった一覧になっております。また、今年のM-1敗退後に解散している組も載せています。

 この調査では単純に結成年だけで何年にラストイヤーかを判断しており、結成月を考慮に入れていないため、ラストイヤーが1年ズレている可能性がございます。また、個人でやっているため普通に間違えている可能性もございます。昨年も気づいた際に適宜、訂正しておりましたが、もし間違いに気づいた際は「こいつやらかしてるな」と思っていただければ幸いです。

 また、分かりやすくするため、2023年の成績ごとに分類しており、またプロとアマチュアも分けて表記しております。ただし、フリーはプロに含めております。お名前は基本的に敬称略となっておりますので、ご了承くださいませ。

 それでは参ります。


1.2024年ラストイヤー(2009年結成)

1回戦(7組)
かあと、ギャースカランド、キャンディハウス
(アマチュア:クイックたーん、TEAM池田、拝啓ロマンス、またたび堂本舗)
2回戦(13組)
エル・カブキ、カリマンタン、カントリーズ、しろっぷ、シロハタ、スカチャン、ズンズンポイポイ、セバスチャン、ドドん、はまこ・テラこ、ブランケット、真心タッチ、マリア
3回戦(4組)
アルミカン、スパイク、トット、バベコンブ
準々決勝(3組)
セルライトスパ、デルマパンゲ、モンスーン
準決勝(3組)
ダイタク、トム・ブラウン、ロングコートダディ
決勝(1組)
モグライダー

2.2025年ラストイヤー(2010年結成)

1回戦(14組)
インスタントモアイ、孔雀団、セカンドブラウン、千葉チューセッツ、雷鳥、リボンズ
(アマチュア:IT革命。、あとらんだむ、空車満車(重奏)、すべる、ピーマンブラザーズ、ミミライン、山へ芝刈りへ、やんわりふんわり)
2回戦(10組)
オリオンリーグ、菊一文字、キャメル、こぐれ、シマッシュレコード、タートルデッパ、トップシークレット、バビロン、マッハスピード豪速球、メタルラック
3回戦(7組)
Aマッソ、鬼越トマホーク、かつおぶし、デニス、マテンロウ、武者武者、ランパンプス
準々決勝(6組)
いぬ、インディアンス、カナメストーン、黒帯、じぐざぐ、わらふぢなるお
準決勝(0組)

決勝(0組)

3.2026年ラストイヤー(2011年結成)

1回戦(12組)
グランド母ちゃん、スゴロクズ、タイムボム、ぬまんづ、ぶくろ旋風、松下ひもの、リングリンデ
(アマチュア:GT、ビンディーず、フレームワーク、無知のち晴れ、ロードヒーティング)
2回戦(10組)
おとんどぅ、クマムシ、さんさんず、ジャーマンズ、すいたんすいこう、だーりんず、土居上野、日本クレール、ピーチキャッスル、肥後ドッコイ
3回戦(4組)
サンシャイン、チュランペット、ネイビーズアフロ、やさしいズ
準々決勝(5組)
アインシュタイン、カラタチ、すゑひろがりず、男性ブランコ、ビスケットブラザーズ
準決勝(0組)

決勝(3組)

ダンビラムーチョ、マユリカ、ヤーレンズ

4.2027年ラストイヤー(2012年結成)

1回戦(17組)
イヌイック、イヌベルト、オーバー・ヘット・ヘットン、おしんこきゅう、キープランニング、く~ぽん、ストリーム、チキンナンゴー、テキサスクローバー、裸月光、ハナフダ、メインミッション
(アマチュア:エンドレスドリーマー、カタヤイネン、ドロップス、Be SHOCK!倶楽部、やすみ堂)
2回戦(23組)
あの夏の思い出、ウェンズデイズ、オンリーラグーン、ガーリィレコード、ぐるぐるパラダイス、クロフネ、ゴールデンルールズ、茶飯事、しんとすけ、スカイサーキット、スモーキードライ、センサールマン、トッキブツ、パーラー、ばかんす、バッチトゥース、藩飛礼、風神アラジン、よふかしイエロー、ラヴィンラフィン
(アマチュア:十三ロッカー、ダブルレンズ、ユタカwithオカン)
3回戦(11組)
蛙亭、コロコロチキチキペッパーズ、ZUMA、ゼスト、魂ず、ネコニスズ、ポートワシントン、まんじろう、ラニーノーズ、ロビンソンズ、ワラバランス
準々決勝(3組)
アキナ、スーパーニュウニュウ、ミキ
準決勝(2組)
華山、きしたかの
決勝(1組)
真空ジェシカ

5.2028年ラストイヤー(2013年結成)

1回戦(25組)
アクシデンタル、おっぴゃーちゃんち、キムザイル、キリンキリン、キンピラゴボウ、シュウジとマッチ、スイッチヒッター、チバハラ、チューチューチュー、ニダンギア、ノースナイン、焙煎まめ、ハリード、ハングリーぺんぎん、2人のトイボックス、ブラッディーストーン、ホセandリコ、まじん、レインボーグランド
(アマチュア:オタフクガールズ、ゾロメガネン、助けは無用、Wおじさん、トリプルジェット、善し悪し)
2回戦(13組)
アーネスト、ウォンバット、がんだあら、ギぎギ、ギョ雷魚、さくらだモンスター、スイラン、スーパートマト、帝国チーズグラタン、マグリット、与太郎
(アマチュア:下町モルモット、パンプキンパイ)
3回戦(5組)
オシエルズ、おちもり、おとぎばなし、にぼしいわし、マルセイユ
準々決勝(7組)
からし蓮根、キュウ、キンボシ、トンツカタン、パンプキンポテトフライ、ゆにばーす、隣人
準決勝(1組)
ニッポンの社長
決勝(0組)

6.おわりに

 いかがでしたでしょうか。各年のラストイヤー組を一覧にしてみますと、やはりそれなりの数にはなりますけれども、個人的には非常に少ない印象です。M-1となりますと、どの組がどれだけ勝ち抜くかに注目されがちですし、それが芸人の評価に直結する場合もしばしばございますけれども、単純に同じ組で15年も漫才をやり続けるだけでも相当な難易度なのだと痛感いたします。特にアマチュアで結成15年なんて、それだけで大きな特徴と言えます。

 もちろん、±1年の誤差がありえる一覧とは言え、「あの組はあと何年か」という見方として十分使えると思いますので、現状を何となく把握する感じでご活用くださればと存じます。

 今回は以上となります。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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