星野梟月(Hoshino Owl)

名前の読み方は滅茶苦茶です。好きなものは科学とお笑い、あと変わった名前とか。

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  • エッセイらしきものばかり

    何がエッセイなのかよく分かっていない人が書いたエッセイらしきものです。

  • 題名読書感想文

    本の中を読まず、タイトルだけ読んで適当なことを書いています。

  • お笑い関係あれこれ

    お笑いに関する記事をあれこれまとめています。

  • 笑いに関する名言集

    笑いに関係する言葉が入っている名言、笑いに関係する仕事をした人の名言、笑う余地がある名言を集めた名言集のつもりです。

  • 面百科学(おもももかがく)

    科学の話はしているけれども、これは面白いのだろうか。そんな内容の文章が集まっています。

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もう少しちゃんとした自己紹介

 私のnoteは「やってみたら」と誘われて登録してから1年放置し、「1周年記念」のバッジをもらって初めて「こりゃヤバい」と思って本格的に更新するようになったという事情があります。そのため、自己紹介記事は謝罪と言い訳と将来の不安にあふれていました。それが以下の記事です。  それは自己紹介としてどうなんだと、ずっと思っていましたので、「2周年記念」と「365日毎日連続投稿(記事)」のバッジ獲得を機に、もう少しちゃんとした自己紹介記事を作っておこうと思い立ちました。  そんなわ

    • 「食べる」を探求して食べ方を忘れる

       食事をするとむせやすいなあと以前から思っていたんです。でも、原因が分からない。  食事のように生まれてから当たり前のようにやってきた行為ですと、無意識のうちにやっている場合が多く、原因を追究するのも一筋縄ではいきません。原因究明のため、そもそも「食べる」とは何かを自分なりに軽く調査してみました。  まずは「食べる」を細かく分けてみました。食べ物を口に入れる、咀嚼する、飲み込む。基本はこの3段階に分かれます。更に「咀嚼する」は「食べ物を歯でちぎる」「食べ物を歯ですりつぶす

      • 題名読書感想文:21 擬人化と自己言及も多様化の時代

         題名だけ読書して感想文を無理やり書く。そんな題名読書感想文をシリーズ化している次第です。  今回のテーマは「擬人化と自己言及」です。擬人化とは人でないものを人っぽくする手法であり、自己言及とは自分について何か言ったり書いたりすることでございます。  なんでこのふたつを並べたかと申しますと、このふたつをミックスさせた題名がチラホラあるんです。その代表格が「吾輩は猫である」でございます。  擬人化した猫が自分のことを猫と主張する題名です。この作品が日本文学史に燦然と輝いて

        • 事務所別 THE SECOND 2024 予選通過具合調査

           先日、THE SECOND 2024にてベスト8出場者が確定いたしました。この大会はトーナメント形式ではありますが、ベスト8からは全国放送されますので、他の大型賞レースで言うところの決勝進出者が確定したと言えます。  私は大型賞レースの決勝進出者が決まると、どの事務所の芸人がどれだけ勝ち上がったかを一覧にしたくなる病に侵されておりまして、THE SECONDも昨年から一覧を作っております。  もちろん、今回もやってみました。他の大型賞レースと同様に、まず勝ち上がった組数

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          見た目じゃ寿命は分からない

           「看板に偽りなし」という言葉がある一方、「羊頭狗肉」という言葉もあるわけです。ザックリと意味を説明すれば、前者は「見た目通り」であり、後者は「見た目と中身が一致しない」となります。意味が真逆でございまして、このふたつは互いに対義語の関係とされています。  なんでどちらの言葉も現在に至るまで使われ続けてきたのか。恐らく、どちらのパターンもたくさんあったからだと思います。外見そのままの中身であるものがたくさんある一方、外見と中身が全然違うものもたくさんある。外見で中身を判断す

          見た目じゃ寿命は分からない

          なぜ芸人は観客のウケばかり重視してはいけないのか

           「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の公式YouTubeチャンネルにこんな動画があるわけです。  「客に媚びすぎて芸人から嫌われた先生」としてタイムマシーン3号が出演している動画です。上記動画の26秒頃、過去に「客に媚びたネタばかりしていたら、袖から芸人がいなくなった」という話のところを抜粋します。読みやすさ重視のため、会話を一部変更しているほか、敬称略となっておりますのでご了承ください。  以降、お客さんにばかり媚びた漫才をするのはよくないという前提で話は進んでいま

          なぜ芸人は観客のウケばかり重視してはいけないのか

          こづかいを貰わなかったから助かったのか

           人は運がいいとか悪いとか言って自分の境遇を気にしてしまいますけれども、今の運がいいのか悪いのかをバシッと判別するのは意外と難しい気がしているんです。何も知らずのほほんと過ごしていたつもりが思わぬ不運を避けていた、なんて場合もあれば、宝くじで大金を当てて有頂天になっていても実はそれが大いなる不幸に繋がっていた、なんて場合もある。いわゆる「塞翁が馬」というやつで、だから今日の出来事だけで幸不幸を判断するのは早計なんじゃないかと思ってしまうんです。  ところで、母が言うには私は

          こづかいを貰わなかったから助かったのか

          電子レンジレス生活から変な電子レンジ生活へ

           私、10年以上電子レンジのない生活をしていました。引っ越した時に古い電子レンジを持って行ったんですが、引っ越し先に辿り着いた時には壊れて使えなくなっていたんです。その時の私、新しいのを買うのが面倒となりまして、以降10年以上、電子レンジのない生活を続けたわけです。つまり、怠慢が原因で不便な生活に突入したわけです。  とは言え、人間とは慣れるもので、電子レンジがなくても割と平気で暮らしていけるんです。もともと冷えたお惣菜もおいしく食べられる人間でございましたし、鍋やフライパ

          電子レンジレス生活から変な電子レンジ生活へ

          疑似スパムメール議論

           友人と某テーマパークに行く予定があったんです。そのテーマパークは何しろ人気のテーマパークでございますから、開園前から人が並んでいるんです。我々はそれぞれ前売り券を買って現地集合し、早く着いたほうが先に並ぶという戦略を立てました。当時はスマホがない時代でしたが、携帯はメールも電話もできる。連絡には充分です。私は安心して当日を迎えました。  当日、私は開園前にテーマパークのメインゲートに辿り着きました。既に人が並んでいますが、そこそこ前のほうを陣取れました。場所を確保できたと

          疑似スパムメール議論

          題名読書感想文:20 誤解は消費者金融からプレハブ住宅まで

           題名だけ読んで後はどうにかする、コスパしか考えていない読書感想文。それが題名読書感想文でございまして、現在、細々とやらせていただいております。  今回のテーマは「違う風に読める」です。書籍は商品として出すために、単純な誤字脱字から内容が適切かどうかまで、様々なチェックがされています。しかし、人のやることですから、誤字脱字をゼロにするのは難しい。誤解をなくすことに至っては更に難易度が高いでしょう。  一方で「どうせ防げないなら楽しもう」という考え方が存在しています。誤字脱

          題名読書感想文:20 誤解は消費者金融からプレハブ住宅まで

          笑いに関する名言集――武力と笑い

           名言集は結構な数が出版されてきましたけれども、お笑いに関する名言はどうもあまりないようですので、忘れた頃にこうやって集めては作っております。  ここでは笑いの名言を以下のみっつのどれかに当てはまるものとしました。  今回は笑いと武力に関係する名言をいくつかピックアップしてみました。  笑いと武力はなかなか関係性が見出しづらいものでございますけれども、しばしば敵意がないことを相手に示すために微笑みを用いる場合がございます。武力を避ける目的で笑うわけですね。ですから、この

          笑いに関する名言集――武力と笑い

          水中放尿者の将来に暗雲あり

           こんな話を聞きました。湯舟でコッソリおしっこしていると、いざ介護される立場になった際、お湯で身体を綺麗にしてもらっている時に長年の癖でおしっこをジョバジョバ出してしまうという。  全ての水中放尿者の将来に暗雲を立ち込めさせるこの噂の出所はサッパリ分かりませんけれども、それを聞いて単純に気になったんです。どうやって調査したのかと。  冒頭で申し上げたようなことが事実だとすると、一定数の方々に、入浴中に放尿する癖があるのかを聞いて回ったことになります。そして、介護中にジョバ

          水中放尿者の将来に暗雲あり

          仮病対策済み待合室

           あまり身体の強い子供ではなかったんです。だから、幼少期はちょこちょこ熱を出して休んでいました。月に一度は休んでいたので、結構な弱さです。3日連続で休んだこともある。逆によく今まで無事に生きてこれたものです。  体調不良で休むので、当然ながら両親に病院へ連れていかれます。毎月のように行くので、医者が診察で何をするのか分かるようになってしまいました。目を見て、喉を見て、お腹の辺りを触診して、などなど、医者のローテーションを記憶するまでになった。処方される薬は大体同じものだった

          仮病対策済み待合室

          それは努力の結果ではない

           指をパチンと鳴らす行為は皆さんもご存じのことでしょう。日本では「指パッチン」、英語圏では「フィンガースナップ」の名で知られています。口笛と同様、その身を楽器として活用する行為でございます。  多分、テレビか何かでやってるところを見たんだと思いますが、少年だった私もやってみたくなったんです。でも、全然鳴らないんです。パチパチ鳴らしている人と同じ動きをしているはずなんですが、スカスカと指をこする音が微かにただ聞こえるばかり。  ただ、何度もやっていると、たまに音が鳴っている

          それは努力の結果ではない

          怪鳥音声の館

           警告音というものがあるわけです。「いま危険な状況になっているから逃げなさい」という警告もあれば、「ヤバいことになってるから来てください」みたいな警告もある。いずれにしろ、警告音は周囲の人に聞いてもらう必要がございますから、大抵は大音量ですし、音自体もなんか不安を感じさせる、それでいてどの音にもかき消されないような、独特な響きになっているものが多い。とにかく聞こえやすくする。それが警告音のようです。  さて、私は用事でとある住宅地の中を歩いていました。すると、どこからともな

          題名読書感想文:19 敢えて身も蓋もない表現をする呪い

           題名だけを読む読書感想文をちょこちょこやっています。それが読書感想文と言えるのかはさておき、今回もまたそうでございます。  今回のテーマは「敢えての身も蓋もない表現」です。  皆さんもご存じの通り、ものによっては直接的な表現を避ける方がいい場合もございまして、それゆえに遠回し的な表現が様々な方によって作られてきました。遠回しの方が文学的な香り漂う表現になることもあってか、題名でもしばしば用いられます。主流のひとつと言ってもいい。  しかし、主流であればあるほど対抗勢力

          題名読書感想文:19 敢えて身も蓋もない表現をする呪い