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ただただお笑いの動画を紹介するだけ

 お笑いが好きな手前、当然ながら動画でもお笑い関係を見ているわけです。noteに書く内容と合っていた時には、文章の合間に動画を貼りつけているんですが、話の脈絡と関係なく、とにかく誰かに紹介したくなる動画もございます。

 世の中にはお笑いに滅茶苦茶詳しい方がいらっしゃいまして、聞いたことない芸人が出てる聞いたことないライブで聞いたことのないくだりを評価したりとか、全然ついていけない話ばかりしてるんです。そんな方々に「今更それを紹介するのかよ」と言われるような気がして、ただただ動画を紹介するのを控えておりましたが、内なる欲望がだんだん抑えられなくなってきたのでやってみます。

1.何とも不思議なコラボ、シンクロニシティとハローキティ

 ハローキティと言えば、どんなコラボにも柔軟に対応するキャラクターとして知られています。その柔軟さたるや、「キティ コラボ」で検索しようとすると候補に「キティ コラボ やばい」という誰かのダイイングメッセージみたいな単語が出てくるレベルです。

 また、年末に行われるM-1グランプリは、国内のお笑い賞レースでは最大規模ということもあり、優勝した組はもちろん、決勝進出者は翌年に仕事がグッと増えていきます。決勝進出者ほどではありませんが、例えば準決勝進出ともなれば業界での通りも良くなり、やはり仕事に呼ばれる機会も増えていきます。もっと下の予選でも業界関係者が出入りしているようで、1回戦や2回戦の予選出場者に芸能事務所と思しき方が名刺を渡しているのを目撃したこともあります。

 そして、このシンクロニシティです。非常に限られた言葉で漫才をするというネタでフリー唯一の準決勝進出を果たしました。そこにハローキティ側から仕事の依頼があり、動画内でコラボ漫才も実施されました。

 ハローキティ側の担当者にガチのお笑い好きがいる点は容易に想像できます。ハローキティ側がお笑い芸人に仕事を依頼するというのも分かるし、シンクロニシティに仕事を依頼するというのも分かる。ただ、不思議なことにそれが組み合わさると途端に分からなくなるんです。何でそことそこが繋がるのかと。コラボした事実自体が面白いという典型です。

 ちなみに、ハローキティ公式チャンネルではM-1決勝を振り返る漫才も披露しておりまして、明らかにいろいろ知ってる人がネタを書いたと一発で分かる内容となっています。

2.芸人が芸人にお笑いを教える動画

 芸人がお笑いを語る場面は以前から多少は見られていましたが、芸人が芸人にお笑いを教える動画は近年になってチラホラ出てきた印象です。例えば、吉本興業の芸人養成所として知られるNSCでは著名人が出てくる授業をYouTubeで一般に公開していたりもします。

 当然ながら、お笑いに特化した内容です。ただ、一見すると関係ないものでも、実は共通する部分があるなんて非常によくある話です。そういう意味では、ルシファー吉岡さんが松竹芸能の若手芸人に講義した内容は汎用性が高いように思いました。

 メモとして残したアイデアをいかに膨らませていくかが端的に説明されています。話のうまさも相まって、非常に分かりやすいです。

 汎用性は低いけれども、見ているだけでただただ楽しいものもあります。

 もちろん、自分のやっている仕事なり何なりの参考になる要素はたくさん詰まっているでしょう。

3.やっぱり笑ってはいけないと余計に笑いたくなる

 年末から笑ってはいけないシリーズがなくなって久しいですが、「笑ってはいけない」が逆に笑わせる要素になるという点が否定されたわけではもちろんありません。

 FUJIWARAと言えばベテラン芸人でありながら、あんまり仕事を選ばないという某ハローキティのような方々ですけれども、彼らのYouTubeでもその「笑ってはいけない」要素が猛威を振るった動画がございます。

 いや、やっぱり笑ってはいけないところで笑いを耐えるのが一番笑いそうになりますね。

 今回の欲望解放は以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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