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POOL LOVERの為のBPCへ宿泊



東京都内から車で1時間半。
喧騒から離れて辿り着いた今回の旅の目的地は、2023年8月に千葉•内房にオープンしたボタニカル•プール•クラブ(以下 BPC)。


オールシーズンプールを楽しむ事ができ、サウナやバーベキュー、お食事やバーが楽しめるリゾートホテルです。





エントランスではBPCのサインと共に、その名に相応しく、大小様々なグリーンがお出迎え。プラントハンターの西畠清順氏がセレクトした個性的な植物たちはなんと約300種類にもおよび、白と木目、コンクリートを基調とした施設に青々としたグリーンが映えていました。圧倒的な非日常を感じながらロビーへと歩数を進めるごとに、スペシャルな時間への期待が高まります。


チェックインを終え、リストバンドキーを手首に装着すれば、日常から解放される準備は完了。



野生味あふれるボタニカルロードを抜けると、BPCの目玉、シグネチャープールがお目見えです。

サークル状プールの周りにはパラソル、デッキチェアが等間隔に広がり、風に揺られるパームツリー、そこに心地よく流れるDEEP HOUSEのサウンドが開放的でリゾートムードを一気に盛り上げてくれます。



奥には"ブラックプール"と呼ばれる漆黒のインフィニティプールがあり、晴れていれば富士山も拝めるとのこと。遮るものがない山頂ならではの抜け感ある絶景を一望できます。



荷解きをしたら、スイムウェアに着替えお目当てのプールタイムへ。まずはシグネチャープールへ、いよいよ入水!冬季のプールは温水となっており、人肌よりやや温かい水温が、都会で力んだ身体を和らげてくれる感覚がとても心地よく、常置されている浮き輪でプカプカと浮かぶも良し、ビニールボールで遊ぶも良し、思い思いのプールタイムを過ごせます。

インフィニティプールは目の前に広がる大自然との一体感が格別。頭を空っぽにして過ごす時間はリゾート地での贅沢なひと時だと思い知らされます。


遊び疲れた身体を休める休憩スペースは、デッキチェアとコンテナの中に設置されたソファから好みのスペースをチョイス。間隔が程よく保たれており、プライベート感を損なわないのも魅力的。肌寒い季節でもBPCロゴの入ったオリジナルのベンチコートやガウンを羽織り暖をとる姿は、クラブの一員として気分を高揚させてくれる事間違いなし。

日が沈み始めるとライトアップや炎が灯りはじめ、ゆらゆらと水面に映る灯りが幻想的でグッとラグジュアリーなムードに。一日を通して表情が変わりゆくのを眺めながらプールに併設されているバーでドリンクやフードをいただくこともできます。


ゲストルームは専用プール付きのスイートから、カジュアルに施設を満喫できるタイプ、犬同伴OKな部屋まで5タイプ21室あり、料金は1人1泊7万3000円〜朝食付き。(その他のフードやドリンクは別途料金)

ドッグランもあり、ペットフレンドリーなのも愛犬家には嬉しいところ。今回はメゾネットタイプのプールヴィラをチョイスしました。


1階は、大人が寝転べる程の大きなL字形ソファーにソファーチェア、テーブルのリビングルームと、水回りやクローゼットなど。



2階はキングベッド、セミダブルベッドが1台ずつ横並びで配置されていて、全体的にシンプルながらも吹き抜けならではの高い天井と大きな窓が解放感溢れる空間でした。ホテルで過ごす快適さに加えて自宅のリビングルームでホッとできるムードも感じられるお部屋で肩肘はらずにくつろげます。


窓から一歩出れば、目の前にはプールヴィラ宿泊者専用のプールもあり、何時でも好きなだけプールを楽しめる贅沢さも。

快適に過ごすにはアメニティーも気になる方も多いのでは。


こちらもこだわりが詰まっていて、施設全体に広がる爽やかな香りのオリジナルのルームデフューザーやシャンプー、トリートメントボディーソープがプール上がりの全身をリフレッシュ。ボディークリームやフェイスパック、ダイソンのヘアドライヤーまでアウトバスグッズも充実。強い日差しから肌を守るサンクリームまで完備していている徹底っぷりは素晴らしく、上記に加えてロゴ入りのタオルやバスローブ、マグカップまで気に入ったアイテムは、施設にあるショップで購入することも可能です。



続いては、サウナシュランも獲得したサウナーにはたまらない2種類のサウナをご紹介します。スイムウェアを着用して利用するので、ご家族やお友達、カップルと一緒に楽しめるのも嬉しいポイント。


宿泊棟のサウナエントランスはモダンな雰囲気で、思わず写真に収めたくなるロゴ入り全身鏡と、サウナのお供にウォーターサーバー、ジュース、手作りスープも準備されています。肝心のサウナ室は広めで、カスタムペインターの倉科昌高氏が描くモノクロのジャングルが天井に広がり、窓から見える木々を眺めながらサウナ浴できます。

たっぷり汗をかいた後は、ジャグジー付き水風呂とシャワーで火照った体をキュッとしめて、テラスにある外気浴スペースへ。目の前には木生シダや大きい岩が太古の雰囲気を感じさせ、緑や風、鳥の囀りが聞こえる中、極上のととのいを体験できます。

もう一方はプールサイドにあり、コンテナを改装したサウナ室になっています。少しコンパクトな印象ですが、前面が窓になっているので日中自然光を浴びながら、もしくは夕焼けを眺めながら入るのがオススメ。水風呂はなく、シャワーで汗を流した後、プールサイドのデッキチェアでのんびり外気浴できるのもBPCならでは。老舗メーカー『HARVIA』のサウナストーンとセルフロウリュもできる本格派サウナがサウナーの心をくすぐります。

プールとサウナは朝6時〜翌0時まで利用でき、時間と共に変化する景色や空を眺めながら楽しめます。


旅の楽しみには食も譲れないポイント。

今回はレストランでディナーと翌朝にモーニングをいただきました。

ディナーは和食割烹『酒井商会』酒井英彰シェフ監修の薬膳火鍋、薬膳タッカンマリ、千葉県産白姫豚のオーガニックしゃぶしゃぶの3種類から、しゃぶしゃぶをチョイス。(季節によってメニューが異なります)

その前に大人な夜を過ごすためにまずは1杯。

ドリンクメニューもかなり豊富で、中でもオリジナルカクテルは迷うほどズラリ。シグネチャーカクテルの欄からジントニックをオーダーしました。華やかな香りの新感覚のジントニックで、プールとサウナで遊び疲れた体に染み渡ります。

ほろ酔いになる頃を見計らったかのように運ばれてきたのは前菜の盛り合わせ。千葉特産のピーナッツを使ったクリームをディップして食べるお野菜、コロッケ、生ハムメロン、お肉はどれも味わい深くお酒が進みます。



次に運ばれてきたのは、その日の朝採れたばかりのアジを使ったアジフライ。ふわふわのアジフライと特性タルタルソースの相性はもちろん抜群!ぺろっと完食できました。


メインのしゃぶしゃぶは、昆布ときのこのお出汁が香り豊かで、シンプルながらお肉そのものの味を美味しくいただけました。付けだれはポン酢と胡麻の2種類あり、〆はこの胡麻だれをお出汁で割って、特製の坦々肉そぼろとラー油から作るお椀坦々麺。味の濃さやトッピングをカスタムできる初体験の坦々麺に感動しました。


デザートにはローズヒップとベリーのゼリーで見た目も美しく、ヨーグルトアイスの付け合わせでさっぱりと。

ゆっくりと時間をかけてひと一口を味わいながらコースを楽しみました。


翌朝のモーニングメニューは、日差しをたっぷり浴びながら。季節のお野菜と千葉県産のベーコン、ソーセージをチーズフォンデュとトマトチーズフォンデュで。素材の味と濃厚なチーズのクリーミーさのバランスが絶妙でした。前夜から感じていたのですが、お野菜の味が濃く、しっかりしていて美味しかったです。

ドリンクバーにはフレッシュジュースやコーヒー、スープまでラインナップ豊富に並べてあり、TO GO用にカップも準備されている心配りがありがたかったです。朝から色鮮やかなエネルギーを内側からたっぷりと充電でき、旅の締めくくりに最高のひと時でした。お食事はお部屋で食べれるメニューや、BBQもあり自分に合ったスタイルを選べます。


忙しい日常の限られた時間の中で、気軽に足を運べてリフレッシュできるのはこのアクセスの良さだからこそ。いつでも好きなだけプールに飛びこめて、サウナでととのい、その土地の食材をいただく。非日常を堪能した後は、また頑張ろうと意欲が湧いてくきます。

心身共にたっぷりリラックス&チャージできる時間を過ごすのに最適なBPCで自分を労る旅を計画してみてはいかがでしょうか。


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