かつて、大学のレジャーランド化ということが言われました。これは入試は難しいけれども入ってしまえばあまり勉強しなくても卒業でき、在学中は遊んでいられるという趣旨の指摘でした。いや、大学ってもともとレジャーランドだろ？というのが持田の見立てです。

勉強好きの人にとっては、大学は楽しいところです。各分野の専門家の授業が受けられて、図書館では膨大な学術資料が利用し放題。その他にもさまざまな施設があります。研究者を目指す人でなくとも「楽しく学べる超豪華な塾」として利用することが可能です。

ただ、今の世の中は、勉強する余裕がないようにも感じます。勉強が贅沢品のようになっている気がするのです。大学こそがレジャーランドだ！なんて声高に言ってしまうと、「じゃあ学費に10％課税するね♪」と言われてさらに贅沢になってしまうので、こういう言い方は慎まなければならないのかもしれません。

いや、でも、楽しいと思いますよ、大学。