見出し画像

独習でない『速読英熟語』の活用

今回は、あえて誰か指導者についてもらう『速読英熟語』の活用法についてお話しします。

ひとことで言うと、『速読英熟語』を「精読英熟語」にしてしまうという提案です。

『速読英熟語』には70編の文章が収録されています。リストアップされている熟語等は800以上あり、それぞれに例文が付いています。リストの暗記はもちろん独習可能です。しかしリストを覚えるだけであれば、この本の特徴は生かせません。一方で、文章には一応の解説が別冊に収められていますが、英文解釈系の参考書に比べれば軽めであり、他書で一通り英文理解の基本を身につけた人が書名通りの「速読」という形で読み流して確認するように設計されています。ここを指導者についてもらって、学習者が自ら辞書を引きながら精読していくことができれば、この本でも十分に読解学習が実践可能ということになります。

一方のリストに添えられた例文ですが、これは暗記していきます。和文英訳による復文で定着度を確認していきます。リストや例文を確認するときには適宜辞書を引いて、押さえておくべき知識は書き込んで覚えていくことも大切です。

文法能力開発ではそろそろ2024年度のオンライン個別指導の募集を停止しようと思っているのですが、1人くらいであればまだ受け入れ可能ですので、「これやってみたい!」と思う方はお気軽にお問い合わせください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?