見出し画像

これからの学びの姿

こんにちは。2児のパパ先生、むっちです。教育や子育てでの気づきをアウトプットをしています。一緒に「かっこいい」ミドルリーダーを目指しませんか?よろしくお願いします。

今回は、本校の研修主任とこれからの学び方について話をしたので、そこから考えたことをまとめたいと思います。
ちなみに研修主任は、同い年でとても話しやすく、いつも多くの学びを提供してくれます。同じ学校に教育について語り合えるフラットの関係の仲間がいることに感謝ですね。

自由進度?話し合い?問題解決?

本校では、「話し合い」ベースで子供たちを育てることを大切にしてきました。いかに授業の中で、学級や人を育てていくか。そのために教師として、どんなアプローチができるか。そういった話が、事前研・事後研、日々の授業参観で話題に挙がります。

しかし、GIGAスクール構想が一気に加速し、1人1台端末が導入されたり学習教材のデジタル化が進んだ中、それだけではないだろうという話になりました。

もちろん、「話し合い」も「単元内自由進度」も手段であることには変わりません。これの良し悪しを議論しても着地点はないでしょう。
大切なのは、子供につけたい資質・能力は何か。10年後、社会に出た時にどんな力が必要になってくるか。そのために、小学校段階の子供たちに我々ができることは何かを考えることです。

しかし、現在の職場は、声の大きいベテランの一声で、授業の良し悪しが評価されてしまいます。その人の考えを変えるつもりはありませんし、その人の考え方も尊敬できる部分があります。

でも、もっとフラットの関係の中で、職員が同じ目線で、授業について議論し、アップデートをしていく必要があるでしょう。

振り返りの仕方

教科的な学びの振り返り⇄学び方の振り返り
どちらもあるよね、という話題になりました。

教科的な学びの振り返りは、まとめに近いような気がします。「分かったこと」「できるようになったこと」を書くことになるでしょう。

学び方の振り返りは、ゴールに向かう中で自分の学習の過程や方法を振り返ります。
「今日はAの方法でやってみたら、よく分かった」
「Bでやってみたけど、もやもやするな。次回はCでやってみよう」
のような振り返りになるでしょう。
現行の学習指導要領で求められる「学習調整能力」の向上にを目指す振り返りだと考えます。

教科的な学びの振り返りも大切ですが、これからの社会に出ていく子供にとっては、学び方を振り返り、次の学びに活かせるようになってほしいと考えます。
そうなると、一斉の授業では難しいように思います。(一斉授業を否定するつもりはありません。)
これについても、もっともっと勉強していきたいと思います。

職員室での共有

先ほども話題に挙げましたが、声の大きいベテランの一声が良くも悪くも通ってしまう職員室で、このような議論ができるのかが、我々の悩みです。
1番は、実践で・子供の姿で語ることだと考えます。まずは、自身が実践を積み重ね、授業を見ていただくことを1年間続けていきたいと思います。

一つマイナス発言させていただくとすると、「時間がない」です。こういった語りをする時間が本当にないです。もっと教育活動の精選・見直しを進めないと、本来語り合いたい、今回のような話題は流れていってしまうように思います。

今後、実践記録や研修主任との語りも投稿していく予定です。
記事の内容がいいなと思ったら、スキやフォローをお願いします。また、皆様のお考えも教えてください。ぜひコメントもお願いします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?