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雑誌記事索引紹介「エアジョーダン」「エアマックス」


バスケットボールシューズ「エアジョーダン 1」ができるまでを映画化した「AIR / エア」が公開中です。1984年NBAにデビューする直前のマイケル・ジョーダンと契約するためにNIKE社が行った必死のプレゼンを描いています。
「エアジョーダン」のシリーズは後に世界中の若者の心を鷲づかみにし、またスターアスリートとスポーツメーカーとの関係を劇的に変えてしまうことになりますが、映画「AIR / エア」はそのはじまりの物語です。今回は「エアジョーダン」とその価値を相乗的に高めたと思われるハイテクスニーカー「エアマックス」に関連する雑誌記事を紹介します。
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No1
BASKET×CULTURE SPECIAL エアジョーダン1~14の物語
雑誌名 月刊バスケットボール
発行日 2021年04月
ページ 138-142
備 考 履き物,バスケットシューズ
No2
勝利の女神NIKEを冠したナイキの原点を探る ※ナイキの歴史、エアシステムの誕生と発展、シューズ各種、他
雑誌名 グッズプレス
発行日 1997年05月
ページ 127-135
「AJ」は1984年の発売以来、毎年新シリーズを製作し現在「AJ 37」までありますが、『月刊バスケットボール』2021年4月号ではジョーダンがシカゴ・ブルズで6回の優勝を達成し、1999年2度目の引退を表明するまでに着用した初期14モデルと解説が掲載されています。
AJ 1」の解説では映画の主役となったNIKEスポーツマーケティング幹部:ソニー・バッカロやジョーダンの代理人:デビッド・フォークについても語られています。映画ではあまり触れられていませんが、「AJ」のことをより理解するためにはやはり「エア」の知識が少し必要なようです。NIKE社の「エア」が初めて登場するのは1979年です。『グッズプレス』1997年5月号に掲載されたNIKE社の歴史によると、1970年代後半に靴の底部に内蔵した先進の衝撃吸収材「エアクッショニングシステム」を開発します。この空気の部分で着地時に生じる衝撃と踏み出しの反発を効果的にサポートすることが可能となり、最初はランニングシューズに使用されました。
この革新的な技術はやがてテニスシューズやバスケットシューズにも導入され、それらの靴は名前に「エア~」と着けられるようになります。1981年に発売された「エアフォース 1」は契約をしていないNBAの選手たちにも愛用されました。
「AJ」はジョーダンのニックネームだった「エア」と、この「エアクッショニングシステム」の二つの意味が込められています。
ストーリーの中で重要な役割を果たすのがシューズをデザインしたピーター・ムーアです。ピーターの記事が『月刊バスケットボール』2022年8月号にありました。彼が亡くなった時の記事です。

No3
BASKET×CULTURE 初代エアジョーダンの立ち上げを主導しジャンプマンロゴも図案化 アディダスでも活躍したデザイナー、ピーター・ムーアが逝去
執筆者 岸田林
雑誌名 月刊バスケットボール
発行日 2022年08月
ページ 158-159
記事によると初代AJの立ち上げを主導しただけでなく、ジャンプマンのロゴを図案化したのもピーター・ムーアだそうです。また、1990年代にはアディダスに移籍し、長年親しまれた三つ葉のロゴ「トレフォイル」をやめ、現在のアディダスの象徴となる斜め3本線の「スポーツパフォーマンス」ロゴを図案化したのも彼の功績だそうです。
映画は「AJ 1」ができるまでの物語でしたので登場しませんでしたが、シューズデザイナーのティンカー・ハットフィールドの存在も大きかったようです。

No4
NBA 八村塁とスーパースターの時代 [カルチャーコラム(2)] エアジョーダンを作ったスター ※シューズデザイナーのティンカー・ハットフィールドが生み出した「エアジョーダン3」
執筆者 徳原海
雑誌名 Number
発行日 2020年12月03日
ページ 68-69
『Number』2020年12月3日号によると「ムーブメントの域を超えた本当の意味での“バッシュ革命”を挙げるなら、その年は間違いなく“1988”だ。」としています。1988年は「AJ 3」が発売された年です。「AJ 1」と「AJ 2」を手掛けたピーター・ムーアがNIKEを去り、ティンカー・ハットフィールドが新デザイナーになります。そして1987年、彼が最初に生み出した名作があの「エアマックス 1」です。
エアクッショニングシステムの部分が外から見える斬新な構造のハイテクスニーカーはまさに革命でした。大きな成功を経て託されたのが「AJ 3」のデザインです。この「AJ 3」を起点に若者たちのバスケットシューズへの熱量は加速度的に高まっていきます。
ティンカー・ハットフィールドが「エアマックス 1」のデザインをした後、「エアマックス 90」を経て、いよいよ「エアマックス 95」の登場です。

No5
人とモノの雑学図鑑 SUPERSTARがストリートシーンを変えた! ※チャールズ・H・テイラーとコンバース、エアジョーダン、ジャックパーセル、エアマックス
雑誌名 モノ・マガジン
発行日 2020年02月02日
ページ 42-43
『モノ・マガジン』2020年2月2日号の解説では、「前足部にビジブルエアを搭載した初のバージョンで前モデルが、より洗練されてアップデート。従来と同じ抜群のクッショニングを継承し、快適な履き心地と優れた通気性を実現している。」となっています。発売と同時に爆発的な人気だった記憶を持つ方も多いでしょう。

No6
今週の話題を図解! 定価1万5000円が30万円!「スニーカー・バブル」の代表作「エアマックス’95」のこの8カ所が超クール!
雑誌名 女性自身
発行日 1996年12月03日
ページ 76-77
No7
話題騒然! “高”エアマックス様である! こんどは靴バブル?盗難や詐欺まで起こるほど価格暴騰中の超人気シューズたち
雑誌名 FLASH
発行日 1996年10月22日
ページ 78
No8
謎の大流行 本物10万円。「エアマックス狩り」まで出たスーパー運動靴、市場のほとんどは偽物!? 狂乱人気を嘲笑う「パチマックス95」はこれだ!
雑誌名 宝島
発行日 1996年10月16日
ページ 27
『女性自身』1996年12月3日号でも使われている言葉ですが、まさに「スニーカー・バブル」です。発売前日に徹夜で並んで購入する人々がいて、関西では一般客の整理券を5000円で買うダフ屋まで現れました。中古市場でもプレミアが付き、倍以上の価格で取引されました。偽物が市場にあふれ、盗難や詐欺まで起こるほどの狂乱人気でした。

スニーカーの価値観が大きく変わるその第一歩はやはり「AJ 1」の出現だと言っていいでしょう。既存のシューズをスター選手に履いてもらうのではなく、一人の選手の希望を最大限に取り入れて、その選手のパフォーマンスを上げるために製作されるシューズは、バスケットをやらないストリートの少年たちにも刺さりました。
履いていると少しマイケル・ジョーダンのように、空中を舞うことができるような気持ちになる、そんな夢を世界中の少年に見せてくれました。
「エアジョーダン」に関連する記事、その他です。

No9
GQ DETAILS The FASHION 世紀のコラボレーションが誕生 “エア ディオール”ついに発売! エア・ジョーダン1の誕生35周年を記念して誕生したカプセルコレクション
雑誌名 GQ Japan
発行日 2020年09月
ページ 17
No10
人生100年時代 オフの役員 サンライズ社長 浅沼誠さん “エアジョーダンに魅せられて”
執筆者 浅沼誠
雑誌名 週刊ダイヤモンド
発行日 2019年10月12日
ページ 16
No11
グラビア
愛され続ける不朽の名作 AIR JORDAN×SLAM DUNKのすべて ※『SLAM DUNK』コラボモデル発売、作品中に登場するエアジョーダン、編集部が選ぶ登場人物のような選手
雑誌名 月刊バスケットボール
発行日 2014年12月
ページ 32-37
No12
“流行”より“一流”を選びたい 憧れの逸品大全 特別付録 1970-2014 憧れの逸品史 今でも集めたくなるスニーカー ※ニューバランスM990、エアジョーダン、エアマックス、他
雑誌名 グッズプレス
発行日 2014年10月
ページ 72-73
No13
became a Jordan Legend バスケットボールは私にとってすべてだった ※殿堂入りでのスピーチ、日本人選手が語るジョーダン、エアジョーダン全シリーズ紹介
執筆者 マイケル・ジョーダン/KJ松井/川村卓也
雑誌名 月刊バスケットボール
発行日 2009年12月
ページ 8-15
No14
NFL on Reebok リーボック-ナイキ戦争 ※リーボックのNFL独占契約とナイキの反撃、対称的な社長気質、エア・ジョーダンの成功、他
執筆者 石山修二
雑誌名 タッチダウンPRO
発行日 2004年08月
ページ 68-71
No15
人物研究 マイケル・ジョーダン 「神」がめざすもの ※頂点に立つまでの歴史、父の死、引退、エア・ジョーダンの歴史も
執筆者 生島淳
雑誌名 メンズノンノ
発行日 2002年01月
ページ 84-88
No16
グラビア
SHAKE UP! 8割、9割引きは当たり前!? 今こそ買い!?プレミアムスニーカーバブル崩壊のすごい実態 ※エアマックス95、エアジョーダン1、他
雑誌名 スコラ
発行日 1998年08月27日
ページ 30
No17
NIKEシグネチャーモデル栄光伝説 ※M・ジョーダン(エア・ジョーダン)、A・ハーダウェイ(エア・ペニー)ら、人気選手の名を冠したスニーカー特集
雑誌名 スコラ
発行日 1997年01月01日
ページ 28-38
No18
中古運動靴1足10万円 「ナイキ病」蔓延の秘密 ※「マックス狩り」なる言葉も生まれた「エアマックス」「エアジョーダン」ブームのナイキ商法
執筆者 磯洋介
雑誌名 AERA
発行日 1996年11月18日
ページ 18-20
No19
超詳細版ショップ発 NIKE200 スニーカー怒濤の200足完全制覇 ※コルテッツからエア・ジョーダン、エア・マックス、最新物までNIKEシューズ勢揃い
雑誌名 スコラ
発行日 1996年09月12日
ページ 22-39
No20
スポーツ商品学 24回 バスケットボール ナイキ・エア・ジョーダン11 驚異のジャンプを生むジョーダンの足。
雑誌名 ターザン
発行日 1996年02月14日
ページ 63
No21
MAN AT HIS BEST ’94年版エア・ジョーダン、本邦初公開。 ※バスケット・シューズ
雑誌名 エスクァイア日本版
発行日 1993年09月
ページ 12-13
「エアマックス」に関連する記事、その他です。
No22
NIKE AIR MAXヒストリー 一挙100足大放出! ※’87年ファーストモデルから未発売’98最新モデルまで
雑誌名 スコラ
発行日 1997年04月10日
ページ 190-194
No23
’97年もブーム衰えず!? オレのワタシのエアマックス自慢!
執筆者 榎本加奈子/織田無道/寺門ジモン/他

雑誌名 FLASH
発行日 1997年01月21日
ページ 51-53
No24
TEMPO タウン 強盗事件続発「エアマックス」のバカ騒ぎ
雑誌名 週刊新潮
発行日 1996年10月17日
ページ 34
No25
追い剥ぎしても欲しい 「エアマックス」超人気のナゼ?
雑誌名 週刊読売
発行日 1996年10月13日
ページ 158-159
No26
三面記事探検隊がゆく 69回 トラブル続出!異常人気のスニーカーに群がる人々 ※エアマックス
執筆者 藤田千恵子
雑誌名 週刊文春
発行日 1996年10月10日
ページ 60-61
No27
流行最前線 スニーカー異常ブームの舞台裏 買った当日に1万5000円が5万円に。偽物も大量に出回って… ※ナイキ・エアマックスを中心とした異常ブーム
執筆者 笹原正紀
雑誌名 週刊プレイボーイ
発行日 1996年10月08日
ページ 60-63
No28
’96夏~秋ヒット商品41連発 “売り”のトレンド大追跡! ナイキプレミアスニーカー 発売直後にプレミアがつく異常人気の理由とは? ※エアマックス他
雑誌名 DIME
発行日 1996年10月03日
ページ 25
No29
ナイキが爆発的人気 最新モデルは即完売 ※スニーカー「エアマックス」ブーム、発売日の徹夜の行列や定価の2倍以上で売る並行輸入ショップも
執筆者 池田恵
雑誌名 AERA
発行日 1996年08月26日
ページ 43
No30
ACROSSCOPE AIR MAX人気でスニーカーもオープン価格に!? ※ハイテク・スニーカー『エア・マックス』の人気
雑誌名 ACROSS
発行日 1996年05月
ページ 5
Copyright (C) OYA SOICHI LIBRARY 2022

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