+つれ_づれ
今年8月お盆の盛夏に、大阪あべのハルカスで平野工房のイベントを開催した。
臆面もないが、大盛況の1週間だった。
会期終了後、東京に戻っても高揚感が鎮まらない日が数日続いた。
そんな気分のまま…仕事に
会期中に受けた注文品をまず作り納品して。
追加補充した作品をリストから一行ずつマーカーで塗り潰していくうちに、気持ちも幾分落ち着いてきている。
そしてこれも現実…
追加制作に必要な材料をまとまった数量で仕入れると銀や銅、真鍮などの素材は倍ほどの値段になっている。
あちこちで価格改定が伝えられてるが頷けるなぁ。
次回イベントまで約40日間も制作に当てられるので、補充品の追加だけではなく新作の展開も必要だよね。
ふりかえり…
そのきっかけとして平野工房のアーカイブ作品を見直す事にした。
主にジュエリーを中心にした見直しだったので、この作業は女将に担当してもらった(終わらず進行中)がとても膨大な資料だった。
女将の
企業デザイナー時代のデザイン画も出てきたり
平野工房協力以前の作家時代の作品写真
そして平野工房時代の画像
凡そ40年間の作品が見つかり、2人で「へぇー」とか「わー」とか言いながら、当初の調査目的を忘れ、それぞれの時代に浸ってしまった。
またそれらの時代は、子育ての時代でもあったので、ますます目的から逸れることになるが、それはそれで楽しい時間でもある。
子供達はそれぞれ家族を持ち、親の立場になってしまった。
ひとしおだね。
アーカイブ調査に話は戻る…
数点のこれ良いねがあり、それを復活させる事、また新たな作品など、全てが次回イベントに間に合うとは思えないが、作業目標は見えてきた。
頑張って進めるだけだ。
ブランクーシが自分を鼓舞するための言葉「奴隷のように働け!」
世界的な彫刻家でも戒めるんだね。
頑張って僕も見習おう。
追記だが…
現在リハビリ中の女将は近い将来、自分だけのためのブランド展開を計画中である。
障害を持つ身なので僕のように現場での展示販売は無理。
おそらくWEB中心の展開になるだろう。
とても楽しみだ、今回のアーカイブ調査で持駒の多さも判明したのも追風である。
母親を理解してる子供達家族も世代目線でアドバイスしてくれるだろう。よろしく!
この件に関して僕は、女将の工房から制作依頼を受けるのを楽しみに待っている☺️
暦は9月になり、9月末のイベントに向けて「奴隷のように働こう😉」
またね!
*文中の平野工房とは
手仕事の生活道具、装身具などを制作する工房。
執筆の親方は平野工房代表。
詳しくはHPをご覧ください。
http://hiranokobo.mystrikingly.com
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