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気取った言葉で悦に入るのは滑稽だ(自己反省)

気取った言葉は(あらゆる物事の中で)最も厄介です。

何故なら、その言い放った人は

「ああ、私、今良いこと言ってる!」

と、悦に浸ってしまい
その悦の快楽から抜け出せなくなるからです。

麻薬みたいなものですね。

私自身も知らぬ間に気取ってしまっていたことがあります。

隣の家の豪邸に或るおばあさんが住んでいたのですが、
最近亡くなりました。

空き屋になって草木がボウボウに生えてきてしまっており、
枝葉が私たちの家にまで侵食してきたので、

私の妻が

「何か対策を練らないと!」

と訴えてきました。

それに対して私が

「あんな豪邸に住んでいたおばあさんでも死んでしまった。
(人生は)空虚だなあ」

とポロっと言ってしまったのです。その直後、妻から

「人生が空虚って、、その気取ったセリフ、今いる?
空き家問題に対して対策を練る、それだけでしょ!」

と、思わぬパンチを食らってしまったのです。

しかし、妻の言う通りです。人のふり見て我がふり直せですね。

人生論をペラペラ語る輩なんて、現実をみていないただのマヌケです。

気取ったセリフって、言ってる本人は悦に浸っているので本当に厄介です。

そうやってダメ出ししてくれた妻に本当に感謝です。