見出し画像

こどもの怪我する権利を守る場づくり。OYAKOLABO自然×あそび編

今年度よりnoteにて、報告記事をUPすることにしました。
よりたくさんの方々に、OYAKOLABOの取り組みを知っていただけたらうれしいです。
アート編、あそび編それぞれの大切にしていることなどなど定期的にお伝えします。
ということで今回はあそび編で大切にしている『こどもの怪我する権利を守る場づくり』について。

こどもの怪我をする権利

「子どもには怪我をする権利がある」というのは、ドイツにあるバイエルン州の幼児教育カリキュラムに書かれている言葉だそうです。
もちろん、命の危険や生活に支障がでるような大ケガはもちろんNGですが、擦り傷、切り傷程度であれば必要な体験だということです。

幼児期のこどもたちにとって、大事なのは、目で見て、耳で聴いて、手でさわって、自ら経験すること。
自分の身体って、こういうふうに動くんだ。
この道具を使うと、こんなことができるんだ。
と、人から教えられるだけじゃない、自分で体験した「本物」に気づくこと。

画像1

怪我をさせないように、親が子どもの行動を制限しすぎると、大切な体験の機会を奪うだけでなく「知りたい、学びたい」って知的好奇心をもつことを諦めてしまう結果に繋がりかねません。
親の望むように子どもを育てるのではなく、子どもが育ちたいように親がサポートするのが、理想の子育てなんだなと、僕は考えています。

失敗は成功のもと。というように、失敗だって価値ある経験です。
いっぱい小さな失敗を経験して、成功体験を積み重ね、自分らしく成長してください。
言い換えると「小さな怪我はチャレンジと成長の証」とも言えるかもしませんね。

5月に実施したの野イチゴさがし探検の会では、「こどもの怪我する権利」の話をしたからか、トゲトゲでこどもも大人も傷だらけ。
大人もこどもに戻ったように楽しんでいました。

画像2

画像3


親もこどもも失敗しながら成長する場

ケガをするということは、大人にとっては失敗したなと思う人が多いと思います。
でもこどもにとって、ケガは失敗でしょうか?
いつの間にか大人になるについれて、ケガをすること=失敗になっていた気がします。
幼児教育の世界ではよく、見守る心(こどもを信じる力)が重要だと言われています。
子どもも失敗します。そして親も失敗します。
子育てに正解はない。子どもとの関わり方にも正解はないと思います。
挑戦して失敗しながら成長する。
親も子どもも素直に一人の人間として遊べる場。
そんな願いを込めてOYAKOLABOの場は作られています。

画像4

画像5

画像6


OAYKOLABO自然×あそび編は、四季を感じるプログラムを意識して開催しています。
春は森の恵み、野いちご狩り。
たくさんの森の恵みをいただきました!

画像7

参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。

7月のOYAKOLABOはお休みをいただきますが
8月は親子キャンプ(21〜22日)とアートの会(29日)の2連発!

梅雨明けが待ち遠しい今日このごろ、
島の夏を思いっきりたのしみたいですね^^

※OYAKOLABOは、こどもゆめ基金の助成を受けて活動しています。


自然×アート編の大切にしていることはこちら!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?