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家族で盛り上がったゲームのこと

「親の時間」のスペシャルタイムのクラスでは、
定期的に各メンバーにスペシャルタイムを
取る時間を作っています。

一昨年の暮れだったか、
一人のメンバーがカードゲームを持ってきて、
その人のスペシャルタイムとして
一緒に遊んだことがありました。

それがとても楽しい時間になったので、
私の家族とも、このゲームを
やってみたいと思い、
同じものを買って
娘達が帰省してくるのを
楽しみにしていました。

2人の娘は東京で働いていてそれぞれ
一人暮らしをしています。

帰省してきた時は、
私と一緒に映画を観たり買い物をしたり、
家事を手伝ってくれたり、
時には日帰りや
1泊程度の小旅行にも行きます。
それはそれで楽しいのですが、
彼女たちが子どもだった頃に、
一緒に無心に遊んだ楽しさとは
少し違うような気がして、
ちょっとだけ寂しい気持ちがありました。

家族で『ワイワイ、きゃあきゃあ』
言いながら遊びたい私は、
そのゲームは娘たちと一緒に遊ぶのに
うってつけだと思ったんです。

去年のお正月に帰省した娘たちに
「このカードゲーム、
すっごく面白いからやらない?」
と誘ってみたら
「えーっ、やらないよ。
他の人とやったらいいでしょ。」
と即答でした。
間をあけて何回か誘ってみても断られ、
私はすっかりがっかりしてしまいました。

それからは、
新品のままのカードを見る度に
残念な気持ちを思いだしていました。

そしてほぼ1年後の去年の12月、
またしてもスペシャルタイムのクラスで、
同じカードゲームを前と同じように
楽しむ機会がありました。

私は嬉しくて、
カードを持ってきたメンバーの
スペシャルタイムだということを
忘れてしまうくらい夢中に
なってしまいました。

そして、今年こそは家族ともやりたい、
という気持ちが再びわいてきました。

でも、今年のお正月も何回も断られて
あきらめそうになりましたが、
明日は帰るという最後の晩に
タイミングを探って
「もうこれで遊ぶしかないしょ」と誘うと
以外にあっさりと乗ってきました。

夫も加わって4人で始めたら
「これ結構難しいね、うーんと・・」
とか言いながら、
『ワイワイきゃあきゃあ』と
大盛り上がりになりました。

時には皆で大笑いしながら、
全部のカードを使い切るまで
たっぷり遊びました。

次の日、それぞれの家に
帰り着いた娘達から、
「充実」「休暇を満喫できた」という
感謝の言葉がラインで送られてきて、
あきらめずに、頑張って
誘ったかいがあったなーと
とてもうれしかったです。

いっこ

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