見出し画像

はじめての方必見!乾燥野菜の作り方

切り干し大根は、お母さんが作るような煮物に。干し椎茸は、ちらし寿司の具やおせちの煮しめに。昔ながらの保存食らしいアースカラーが目立つせいか、和食にしか使えそうになく、現代人の食卓ではちょっぴり地味な存在の乾燥野菜。

だけど、[OYAOYA]を通して見る乾燥野菜の世界は、実はとってもカラフルなんです。まずは読んで、はじめての乾燥野菜に触れてみてください。

カラフルな乾燥野菜

これまでの乾燥野菜と、
これからの乾燥野菜

乾物としての歴史は古く、昔から全国各地で作られてきた、日本の伝統的な保存食である乾燥野菜。干す(乾燥させる)ことによって、野菜が常温で長期保存できる上、野菜の旨みも凝縮されて栄養価までアップ…というのが、これまで知られてきた乾燥野菜の魅力です。

ヘルシーフードの乾燥野菜

今どきの乾燥野菜は、洗ったり切ったりする手間をかけずにすぐさま調理できる、忙しい現代人にこそ◎のヘルシーフード。しかも、行き場のない規格外の野菜を活かせるので、食品ロスの削減に役立つサステナブルフードでもあるんです。

生とは異なる味わいや食感からは、知らなかった野菜のおいしさを再発見することも!これからの乾燥野菜は、畑のご馳走として楽しんでみませんか?

乾燥玉ねぎ

傷みやすい野菜こそ、
乾燥させて長期保存。

スーパーに並ぶ乾燥野菜はまだまだ種類が少なく、乾物コーナーの切り干し大根や干し椎茸以外だと、お味噌汁の具用ミックスぐらい。だけど、野菜ごとに切り方を工夫したり、乾燥させる温度や時間を調節することで、もっと色んな野菜が乾燥加工できるんです。

みずみずしい野菜も乾燥させて長期保存

トマトやきゅうりのように、みずみずしくて傷みやすい野菜も、乾燥野菜にすればおいしく長期保存OK。水分を抜くと微生物の繁殖が抑えられるので、冷蔵庫に入れたり、保存料などの食品添加物が使われていなくても常温で日持ちします。

ブドウ糖不使用でも半年日持ち

一般的な乾燥野菜は、色や風味がキープできるようブドウ糖を添加していますが、保管方法さえ間違わなければ、本当は甘味料も必要ありません。直射日光や高温多湿を避けるだけで、野菜本来の色や風味そのままに、半年程度は常温保存が利くんですよ。

玉ねぎのカット
スライスした玉ねぎ
乾燥前の玉ねぎ

HOW TO!気になる
乾燥野菜の作り方。

スーパーでは手に入らない乾燥野菜を食べてみたくなったら、もちろん自作してみるのもおススメです。作り方はとっても簡単!洗った野菜の水気を拭いて、切った野菜を風通しと陽当たりのいい場所で天日干しするだけ。

1日で作れる干し野菜

朝のうちに干しておけば、夕方にはしっとり半生タイプの手作り乾燥野菜が出来上がります。野菜を乾燥させる道具は、干しかごや盆ざるがあると便利。

初心者さんはにんじん・かぼちゃ・キノコなど、比較的水分が少ない野菜から乾燥させてみましょう。逆に、トマトやきゅうりといった水分たっぷりの野菜は、失敗しやすいので上級者向けです。自作できるようになるまで待てない!というアナタは、ぜひ[OYAOYA]の乾燥野菜を召し上がれ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?