根津美術館
美術館関係の本を買うと大体「綺麗な美術館」として紹介されていて、ちょっと気になっていたところ
平日午前に訪問したけど、外国人の方が多くて(というかほとんどそう?)吃驚しました
東洋のものが見れて庭園もあって…ってのが観光スポットとしていい感じなのかしら
敷地内に入ってすぐに雑誌で無限回見たあの通路!
道路のすぐ横なの意外だったな〜
勝手に、もっと閑静な住宅街の中にぽつん…みたいな感じかと思ってた
北宋書画精華【展示室1,2,5】
展示室は床も壁も暗め
橙っぽいのライトが床壁の色と相まって和紙みたい
解説はけっこうかっちり目な印象を受けたな
スタッフさんが定期的に巡回してガラスを磨いてはって常にピカピカ 嬉しいね……
関西(大阪・奈良あたり)の出身なので、大阪市立美術館とか大和文華館とか知ってる館の作品があると「おっ!」となるし、また行きたくなる
全部うまいなぁと思いながら鑑賞してたら、ある作品に「画技自体は拙いが…」って解説が見えて吃驚した
勉強不足でまだその領域にはたどり着けていない…
今回の目玉の『五馬図巻』と『孝経図巻』は流石に大人気!
事前に知識を全く入れずに来たけど(大体いつもそう)、流石の人気ぶりに帰ってちゃんと調べた
きっと伝説になる――がキャッチコピーになるくらいのとんでもない出来事だったようで…
静かに作品を見て自分が思うように楽しめたらOK!な観賞方法ではあったけど、事前知識があるとやっぱり展示に納得感もてるし、どういうコンセプトなのか?くらいは知っとくべきなのかなぁとちょっと思ったな
博物館・美術館そのもの/その空間が好きであれこれ回ってたけど、最近はじわじわと作品の方に興味がうつり始めている
「船載唐紙」ってコーナーが好きだったな
書を見るときに紙に着目したことなかったので、初めての体験で良かった
『古今和歌集序(巻子本)』、豪華絢爛で可愛くて好き
仏教美術の魅力-中国・朝鮮の小金動仏-【ホール・展示室3・地階】
てっきり常設だと思ってたけどテーマ展示だったんですね…(帰ってから作品目録見て気づいた)
『五尊仏像』の解説に「1mの銅板から打ち出した…」ってあって、まだまだ知らない技法がたくさんあるなぁとなった
古代中国の青銅器【展示室4】
出土品見る度に(補修されてる作品もあるだろうけど)「こんなに凹凸多いのにキレイに残ってるのすごいな〜」って感心しちゃう
饕餮とか蟠螭とか難しい漢字が多いですね
『双羊尊』が大変キュートでした
北宋工芸-館蔵品より-【展示室6】
いや〜やっぱり工芸の方が…好きかも……と思っちゃうな
分かりやすいんやろなぁ 書の楽しみ方もうちょっと勉強したい
ここで和泉市久保惣記念美術館の名前を見る
東洋系の博物館でよく見るなぁ これも関西の美術館なので気になる
最近『やきものの教科書』という本を買ってちまちま読んでいるので、解像度が上がって嬉しいね
画像が多くて明るい雰囲気 結構おすすめです
昔は「知識増えたら知ってることだけ頭に浮かんじゃって、素直な感想が出てこなくなっちゃうんじゃない?」とかもちょっと思ってたけど、全然そんなことないな
知識が増えると楽しみ方も増えるね~
庭園も、それはそれは緑豊かで綺麗でした
鳥の声がたまに聞こえて涼しくてよかったです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?