見出し画像

視察のしすぎに注意!

ゲストハウス開業を夢見ていた4年前。
有鄰庵のゲストハウス開業合宿で知り合った仲間たちとゲストハウス巡りをしました。

開業したいとか言いつつも、実はそこまでゲストハウスに泊まったことがありませんでした。
さすがにいろいろと見ておいた方がいいだろうという話になり、勢いそのままに巡ることになりました。
関西圏を中心にあれもこれもとなるうちに全部で10ヶ所になりました。

結論:そんなに回る必要ない

理由①:各ゲストハウス、特徴があるためどこもステキ
理由②:地域によって求められるゲストハウスが違う
理由③:結局自分がどんなゲストハウスをしたいかに話が戻る

毎晩、感想会をしていましたが、結局自分がどんなゲストハウスをしたいかだね。との結論になることに気付きました。

ちなみに回った時のゲストハウスは以下の感じでした。

・ど田舎にあるゲストハウス
・地方都市にあるゲストハウス
・超観光地にあるゲストハウス
・まだオープンしていない改装中のゲストハウス
・とてもおしゃれ
・スタッフの対応がフレンドリーでいい
・家みたいな居心地の良さ
・朝ごはんが抜群にうまい
・古民家宿で昔の暮らしを疑似体験
・オーナーが個性的

もう本当に十人十色です。

なので、後半になってからはただの観光になりました。
もちろんそれが無駄だったとは思いません。
たくさん回ったから気付けたこともあったと思います。
でも、たくさん回ったからいいゲストハウスができるかというとそうでもないと思います。

大事なのは、「どこでどんなゲストハウスをするか」
自分で深く考えること。


地域が違えば、求められる役割も違います。
物件によってできることが制限されたり、逆に見えてくることがあります。
運営形態によってもやり方は変わります。
絶対同じ方法なんて通用しません。

だから、回って勉強することは大事だけど、回りすぎても別にいいことはありません。そのことに気付いてからゲストハウス巡りをやめて移住先探しに専念することにしました。

逆に開業した今の方が、ゲストハウス巡りが必要だと痛感しています。
日々運営していく中で、マンネリ化してきます。
どこに問題点があるのか。お客さんを見ているとわかることもありますが、たまにどうしたらいいかわからなくなってきます。
そういう時に他のゲストハウスを巡るとヒントをもらえます。
お客さん側になって、気分を新たにするのが一番の収穫だったりします。

開業してから3回ほどゲストハウスを泊まる旅をしました。
その都度発見があり、細かい改善を繰り返して今があります。

準備をすることは大事。
だけど準備で終わってしまわないようにとりあえず始めてから、日々の改善をこまめに繰り返す方が大事だと痛感しています。

これからゲストハウスを開業しようと思っている方、回りすぎは注意です。早くやる場所探しに移りましょう。

巡るのはその後で十分です。

読んでいただきありがとうございます。 みなさまからのサポートは子育てに使わせていただきます。