見出し画像

バンドマンとスカXXAVの監督にしかなりたいと思わなかった話

「○○に憧れ同じ夢を追う為に~」系の話を聞く度に、純粋にすごいなぁ、と思う他に、最近は「羨ましいなぁ」と思うことが多くなった。私は職に対して恐らくその“憧れ”がないに等しいからだ。
 憧れの職業に就く為には血も滲むような努力、勉強は付き物だろう。だけどきっと憧れ(=自分の好きなこと)なら乗り越えられる。夢に破れてしまったときの絶望は計り知れないけれど、努力や才能、運が重なって憧れの職業に就くことが出来たら、好きなことでお金を稼ぐことが出来る。なんて羨ましいんだろう。
 正直、今の仕事は疲れるし面倒くさい。嫌いじゃないけど別にやりたい仕事でもない。かと言って血も滲むような努力、勉強をしてまで“なりたい!” “この歳でも追いかけたい!”と思える『憧れの職業』が私にはないのだと最近気付いた。だからそういうキラメキに溢れた人を見ると羨ましくなる。
 文章を書くことが好きなので、中学の頃の作文だかなんだかには「将来は小説家になりたい」なんて書いた覚えはある。だけどそれはあの年代特有の「小説家になりたいビジョンを描いた私」みたいなものに酔っているだけで、本当になりたいか、と問われれば全然そんなことはなかった。二次創作を書くことしか興味ないし。
 ここでタイトルの話題。バンドマンになれるものなら今だってなりたい。音楽を聴くこと、歌うことも文章を書くことと同じくらい好きだから。好きなバンドマンのライヴDVDを観て、興奮よりも嫉妬が先立つこともあった。私だってこのステージに立ちてぇ~っ!歌いてぇ~っ!!って。多分これが憧れの職業、ってやつなんだと思う。だけど正直、最も夢物語で終わってしまう職業だと思うんよ。何もやってない(やったことはすぐに辞退したボイトレとギター教室に通うくらい)のに知ったふうな口をきく権利はないけど、現実的な職業ではない。スタート地点に立つだけなら私にだって出来ただろうけど、そこから生き残れる人間はほんのひと握り。もう一度言っておきます。スタート地点にすら立とうとしなかったクセに、偉そう口きいてごめんなさい。
 そんな「努力しまでやりたい仕事もない」私にとって、今の仕事イヤだな~、って病んじゃうのって無意味なことなんだな、って気付いて。月に数回バッテリーがなくなり、暗いことしか考えられなくなったり帰宅してから泣き喚いてしまったり。だけど何度転職したとしても、恐らくこの負のループからは一生抜け出せないと思うんですね。本当にやりたい仕事なんてないんだから。お金の為に週5回、トータル40時間もやりたくないことをやっているんだから、イヤだな~疲れるな~つべ観ながらゴロゴロしたいな~、と思って当然。
 結局のところ、私は「自分の時間が持てないことに不満を抱き、心身共にすり減らしていた」のだ。感情をコントロール出来ずに泣き喚いているときも、決して「明日休みてぇーっ!!」とは思っていなかった。いや休んでも金貰えるなら休むけど。仕事に不満があって病んでるんじゃないんだな?と気付けたのが最大の転機。
 なので最近は早寝早起きを心がけ、出勤前の1時間半~2時間はカフェで過ごすようにしました。モーニングを食べてながら趣味の二次創作をポチポチしています。所謂「朝活」です。これね、本当に正解。何より規則正しい生活を送れるようになったし、うちに居ると結局ダラダラ二度寝したりしちゃうから、今日も何も出来なかった……って落ち込むこともなくなった。マジで心身共に健康。『憧れの職業』がわからない人、そもそもない人、なりたかったけどなれない人、今の仕事に漠然とした不満がある人、是非とも仕事以外の時間を大切にしてください。もちろん今の仕事が天職!仕事をしてる時間が一番楽しい!って人は一生私の「羨ましいなぁ」って思う対象だし、ずっとそのままの貴方でキラメキ続けてほしいけど、そうじゃない場合は「仕事だけがすべてじゃない」って思えないと人生つまらくなっちゃうんじゃないかなぁ……疲れたり悩んだりしてると好きだったことも楽しめなくなっちゃうしね。

 以下マニアックなちょっぴりアダルト向け内容↓



 ちなみにタイトルのバンドマンから後ろ、私はスカXX(それも大のほう)でしか性的興奮を見出だせない癖(へき)なのでそういったAVもよく観るんですが、男性と女性の観点の違いなのかまぁ不満が多いこと多いこと。おい!なんでそこで玩具持ち出すんだよ!キッタネェオッサン乱入させてどーすんだ!異物混入って言葉知ってる!?あくまで主役は“ブツ”なんだよ!プレイ要素は求めてないから!あーあーあーちょっと漏らしたからって「じゃあもう出してもいいよ^^」じゃないんだよ!そこから極限超えてガマンさせるから興奮するんだろ!演技なんか必要ねぇ!メガホンを貸せ!私が最高に抜けるシコリティー高い作品にリメイクしてやる!!!!!……何十回思ったかわからないので、私にとってスカXXAVの監督はなりたい職業の一つなんでしょうね(笑

(たまたまコンテスト?のお題に沿った話題っぽくなったから応募したけど、最後の↑の所為で怒られそう/苦笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?