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東京旅行。デジタルハリネズミを連れて。

1月の話になるのですが、従姉妹に会うため東京へ行きました。

ふと思い立ってデジタルハリネズミを持って行くことに。
15年前ぐらいに買ったもの。
久しぶりに電源を入れた。動いて良かった……。
デジタルハリネズミは電池式・microSCカード(もしくはmicroSDHCカード)保存のデジタルトイカメラです。
被写体を画面に収めるのがなかなか難しいのだけど、予想外の配置や色味、粗めな画質のザラッとした風合いで味があって良いんですよね。
そしてレンズの上にちょこんと描かれたハリネズミのイラストが可愛い。

せっかくなので写真は無加工で、旅行を振り返ってみようと思います。




行きの飛行機。朝の9時頃。


レモンパイが名物なケーキ屋さん。その名も「レモンパイ」。
ここのレモンパイを一度食べてみたかったんですよね……。


買ったケーキを近くのカフェでイートインできるシステム、ありがたい……。(その辺の公園で食べるつもりでいた)
珈琲の自家焙煎もされてる「リバーストーン」で頂きました。
ケーキはレモンパイ。コーヒーはエチオピア イルガチェフェ。
付いて来たナッツ、香ばしくてやけに美味しかった。
レモンパイはしっかり酸味があって、その上に乗ったたっぷりのメレンゲは甘すぎずしゅわっとしてて……レモン好きにはたまらない美味しさだった。夢の食べ物。


「sequence MIYASHITA PARK」に宿泊。
青が基調の配色とミニマルさに惹かれて。


カーテンの外が大都会でちょっと圧倒された。


思ったより狭く感じたけど、秘密基地のようだった。


大きめの曲線はSF感があってワクワクする。


朝の渋谷。いろんな年代、国籍の人がいる。
信号待ちしてたら隣の人がイカの燻製食べてたの、自由で笑った。


近くの「パンとエスプレッソとまちあわせ」でモーニング。
スタッフさんが目の前でクリームチーズを炙り、オレンジを削ってくれる。
朝から贅沢な気分。


書籍「珈琲の表現」を読んだ時から来てみたかった喫茶「蕪木」に来た。
珈琲を通して哲学するような思想や時間との向き合い方が美しい本。
文筆業が本業じゃない人の、本職を通して生まれる文章ってまた、良いですよね。


写真撮影不可のお店なので、その時手帳に描いた絵から。
珈琲「珀」と、無垢チョコレート「マダガスカル」を頂く。
珈琲を一滴ずつ丁寧に抽出するように、時間も一秒ずつ静かに流れるような空間。


新木場の海沿い。



従姉妹とは住んでる地域がずっと離れていることもあり、家族行事以外で会うというのが初めてでした。
その事もあって今まで内面的な話というのをあまりしたことがなかった。
だけど今回二人きりで会って、「そんな風に考えてたのか」という思考の部分というか、心の繊細な部分を聞くことができて良かった。
今回ひとつひとつのお店をじっくり回ったこともあり、行けなかったお店もあるのでまた遊びに行きたい。

今回の旅行のもう一つの目的に「気になっていた時計屋さんへ行く」というのがあり、行ってきたのですが写真を撮ってなかった。
また別記事で書くかもしれません。

写真データを見返した時、思ったより撮ってないなと思ったけれど、こうやって記事にまとめる分には十分だな……。

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