1984年

1984年1月に私は結婚しました。
40年たった今年、2024年は社会が変わる節目になる気がします。

その1984年1月にAppleのパソコンマッキントッシュ(マック)が発表され、商品を映さないCM「1984」がスーパーボールで流され、大きな反響を呼びました。
AppleとFacebook

Appleの創業者スティーブ・ジョブズはこのパソコンを専門家ではなく、一般の人向けのパソコンと位置づけ、当時の世界的ビッグ企業IBMを標的として、パソコン市場に参入しました。
今や､Appleはスマートフォンの分野でも世界を席巻し、2022年の売り上げは1.1兆ドル(約160兆円)に達し、この40年でIBMを大きく引き離し、株価の時価総額はIBMの20倍になっています。

そして、AppleとともにGAFAの一角を担っていFacebookを創業したマーク・ザッカーバークが生まれたのも奇しくも1984年です。Facebookはメタと社名を変え、Facebookのほか、InstagramやMessengerなどサービスを広げ、1日当たり31億人がい利用するといわれています。

GAFAの後2つはGoogleとAmazonで、アメリカIT企業大手として、世界がGAFAなくしての生活が考えられない、寡占化が憂慮されるほどの存在になっています。世界はこの40年で様変わりしました。

1984年にパソコンのマックが誕生し、Facebookのザッカ―バークがこの世に生まれました。象徴的な感じがします。

40年間で私たちの生活はAppleのスティーブ・ジョブズやザッカ―バークらがつくった技術で大きく変化し、彼らが作ったもののシステムの中で生きています。2023年はChatGTPの誕生ブームにより、生成AIのさらなる発展が2024年に期待されています。
その変化は1984年のマックの誕生より大きくなるかもしれない、そんな期待と不安をもたらしています。

小説「1984」