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    私は現在73歳ですが、青臭いといわれます。個性だと思います、長所であり、短所です。この青臭さと、私だけが歩んできた73年の経験、体験をもとに私の視点に立った、変わっているけれど、少しは納得できる、共感できるところがある、暴論なれど、正論。そんなマガジンにしたいと考えています。 日本社会の不条理、矛盾、自分との葛藤にどう立ち向かっていくか、生きていくか、読者の皆様のヒントになればと思っていますが、一方では肩の力を抜いてお読みいただきたいと願っています。 私は名古屋で生まれ育ち、滋賀でテレビ局の記者、龍谷大学RECで講師をつとめ、水の大切さを実感して、京都に住んでいます。 人生において、健康長寿は宝物です。人生百年は運と努力があれば可能です。 同居していた妻の母の百寿の会は、楽しくにぎやかな会でした。 多くの皆さんが素敵な百歳のお祝いができるのを願っています。

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市井のすごい人 満洲の肝っ玉母さん

本当にすごい人は市井の中にいる気がします。大谷翔平選手や藤井聡太棋士など最近では異次元のスーパーマン的なすごい人が誕生しており、その前の王さんや長嶋さん、イチローさん、羽生善治元七冠がかすんで見えるくらいのすごさがあります。羽生さんと書いてはにゅうさんと読む羽生結弦さんもオリンピック2連覇と、これまでの日本フィギアスケート界では考えられない偉業を達成されましたね。 これからの日本には、私たちの想定外のすごい人たちが他分野でもあらわれてきそうですね。そんな気がします。 スポーツ

    • 口コミ評価の是非

      ミシュランの星 ミシュランといえば、最近はタイヤより、星付きのレストランガイドが有名で、ミシュランの星をとるための奮闘を描いたテレビドラマが放映されるなど、食通のみならず、グルメ好きの人たちのレストラン選びの重要な判断基準になっています。 4月9日に京都のホテルで大阪と京都のミシュランガイド2024が発表されました。 ミシュランの星をとると、一流レストランのお墨付きをもらった印象を受けます。 ミシュランに掲載されるレストランや料理店は、敷居が高く、料金も高いイメージが

      • 情に流されない😐

        何が起こるかわからない この世はいい意味でも悪い意味でも、何が起こるかわからない世界です。 私が住んでいるマンションは築10年以上たっており、カギはマンションの入り口、部屋のドア、ごみ置き場などの扉などを一つのカギで開けることになっています。 先日、ごみを捨てにごみ置き場に行ったとき、扉に入れたカギがとれなくなったのです。 これがとれなければ、マンションにも我が家にも入れません。 幸い、妻が部屋にいたので、私は帰ることができましたが、私一人のときだったら、家に帰れず大変

        • 半世紀前に労働組合結成

          ロード4月17日は50年前に私が勤めていた会社で民放労連の協力で労働組合を結成した日です。 現在はどのような状況か分かりませんが、しっかりと活動をしていて欲しいなと願っています。 この半世紀、労働組合の組織率は低下し、労働環境も順調に向上しているとは言えません。 過労死、サービス残業、派遣、非正規の増加、ブラック企業等々、あまり良い話題はありませんでした。 空白の30年と言われ、賃金が上がらなかった状態で、なぜ、労働組合が増えなかったのか、 組織率が上がらなかったのか、とて

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          地位にふさわしい振る舞い

          あこがれても、同じ人間 人は誰かにあこがれを持ちます。 それはスポーツ選手であったり、芸能人であったり、偉人であったりします。 一般の人がいくら努力しても、大谷翔平選手のようにホームランは打てません。私は今から総理大臣にはなれません。もちろん芸能界のスターにもなれません。 それは致し方ないことですが、彼らと共通点があります。大谷選手も総理大臣も、芸能界のスターも私と同じ人間です。 ただ、大谷選手は一流のプロ野球選手になる才能があり、総理大臣は選挙に当選し、政界出世術を会

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          意外と知られていない言葉

          下記のnoteで「洞ヶ峠」という言葉を使いました。多くの人が知っている言葉と思っていましたが、わからないという声をたくさんいただきました。私と同年代の男性は知っているよと答えていたので、多くの人が知っていると思い違いをしました。 先日のテレビでも「端境期」の言葉を若いタレントの多くは知らないことを気づかされました。 漫才の年末恒例になっているM1グランプリを始めた、元吉本興業役員の谷良一さんが、中上健次の小説「枯木灘」について吉本興業では一切話さなかったが、文学学校では話が通

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          人生を楽しく生きる知恵

          悪くなくても批判される 大谷翔平選手の通訳による違法賭博事件を見ていると、悪いことをしていなくても、批判される事態に巻き込まれることがあるのを実感しました。 自分の口座から多額のお金が引き出されるのを知らなかったのは、口座のチェックを怠ったからだと一部で批判されていますが、それを防ぐことはほぼ不可能だったのではないでしょうか。 近年、職場ではパワハラ、過重労働が問題になり、声をあげられるようになってきましたが、私が会社員をしていた時代には、時間外労働のサービス残業が横行

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          「ありがとう」を忘れない

          平凡な人生でしたが・・・ 70有余年も生きていると、様々なことに遭遇し、苦しんだり、悩んだりしてきましたが、全体的に見れば幸運だと感じます。 才能に恵まれ、類いまれな能力を発揮して、社会に大きなインパクトを与えたことが、言い尽くせない悲惨な不幸に見舞われた経験もありません。 残業の帰りに「また、明日」と笑顔でバイクに乗った同僚と最期の別れになった、親族や知人が凶悪犯罪の犠牲になった、知り合いが日本中のだれもが知っている芸能人やスポーツ選手になった、そんな遭遇はありません

          「ありがとう」を忘れない

          予想できないことが起き始めている!!

          110年ぶり。すごい! これだけで充分ですね。 新入幕優勝に付け加えて、前日の怪我をしての出場で勝利して優勝。まさに奇跡です。 これは大変喜ばしいことですが、このところすごいニュースがいくつも飛び込んできました。 大谷選手の通訳水原さんの違法賭博疑惑、 ロシアのプーチン大統領当選直後に、百人以上の死亡者を出した、テロ事件。 予想を全然していなかった出来事が次々に起こっています。 世の中が大きく変わることの前触れのような気がします。 これからも、予想していなかったこと

          予想できないことが起き始めている!!

          正直は大切

          元TBSのフリーアナウンサー、安東弘樹さんが語っていたネット記事が目にとまりました。 ラジオ番組での発言で、元アイドルグループで実業家の光上せあらさんのブログで綴っていた話の感想です。 子連れの苦労 光上さんの長男は難病「ヌーナン症候群」の検査を病院で定期的に受けており、その病院のカフェで、長男が店にあったサンドイッチを触り、形が崩れたため、全部買い取らされ、1330円支払った話について、安東アナは「ある程度の社会の寛容というものは必要だ」と話していました。 そのサ

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          裏切ることの罪深さ!!

          裏切りは衝撃 最近はNHKの大河ドラマを欠かさず見るようになり、改めて日本の歴史の事実を知ります。 今年は紫式部がヒロインの「光る君へ」を拝見しています。 花山天皇が藤原兼家の謀略にのせられて退位した場面は衝撃でした。一緒に出家するはずだった、兼家の息子道兼に裏切られたときの花山天皇の驚きは、強烈なインパクトでした。 裏切りは歴史の常といっては身も蓋もないですが、私は絶対にしてはいけない「裏切り」があるような気がします。 信頼している人から、根柢を覆される「裏切り」を

          裏切ることの罪深さ!!

          それぞれのNumber1.Only1を!

          一番でなければだめですか? 民主党が政権をとり、事業仕分けをしていたとき、蓮舫議員がいっていた言葉として、当時注目を集めました。 日本二位の山? 日本二位の湖? 確かに、一番の持つ意味が重要な場合があります。 日本一の山は? 富士山です 日本一の湖は? 琵琶湖です。 だれでも知っていますが、 日本二位の山は?  日本第二位の湖は? 即座に答えられる人はほとんどいません。 この例を出して一位、Number1の重要性を強調する人がいます。 高校野球の県予選などで監督が2位

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          高齢者の冒険、意外といいかも!

          間違っていることをあたかも正しいと信じ込み、愚直に物事を実行するときがあります。 後から考えると奇妙ですが、その時は真剣そのもの、信じ切っているので、後で思いおこすと喜劇です。 それが人間の愚かさであり、おぼこさであり、可愛らしさかもしれません。 コロナ禍の対応は正しかった? コロナ禍の騒動はまさにその典型です。 陽性者が発見されたクルーズ船は悪の権化の扱いで、都会から田舎に帰省する人はコロナをまき散らす悪人扱いにされました。 パチンコ店への閉店要請もされ、新型コロ

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          囚人が文学賞の選考委員?

          日本人は小説を読まない 日本では小説は40人に一人しか読んでおらず、本が売れないのは当然だという記事を読んだことがあります。 本好きを自認している私でも、小説をあまり読んでいません。最近の記憶でいえば、先日紹介した「星の王子さま」です。 芥川賞や直木賞、本屋大賞などがメディアで取り上げていますが、何人の人が今年の芥川賞受賞作を読むのかと思うと、なんだかさみしくなります。 著名な小説でも、例えば夏目漱石の「ぼっちゃん」と川端康成の「雪国」といった代表的小説2冊を読破した

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          世の中は良くなっている!

          昔は良かったと懐かしむことがよくありますが、過去の出来事は美化される場合もあり、必ずしも昔は良かったに同感しません。それより、全体的には世の中は進歩して、良くなっていると私は確信しています。 治安は良くなっている 近年は暴力団対策法などが整備され、暴力団が縮小し、構成員が大幅に少なくなっています。 半グレや特殊詐欺など、新たな犯罪集団も出てきていますが、昔に比べれば大きく減っています。 防犯カメラやドライブレコーダーが増え、犯罪行為の言い逃れができなくなっています。

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          東大卒、明石市出身政治家、2人の善悪

          「善と悪が明確にわかる時代に」の読者から、それでも善悪は簡単にわからないとの声を聞きました。 私の言葉足らずのところもあり、例をあげて説明させていただきます。 兵庫県明石市出身の著名な政治家が2人います。 お二人とも東京大学卒業で1歳しか違わない同年配です。 お二人は前経済産業省大臣の西村康稔さんと前明石市長の泉房穂さんです。 西村さんは自民党安倍派の裏金問題で大臣を辞職しました。 泉さんは市職員へのパワハラで、出直し選挙となりながらも当選し、去年まで市長をつとめました。 人

          東大卒、明石市出身政治家、2人の善悪