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女性活躍の年到来か?

日本航空初の女性社長

1月2日の日航機の「奇跡の18分」で乗客全員、搭乗員を含め379人が脱出できたのは、日ごろの厳しい訓練のたまものだといわれています。
乗員も新人が多かったとの報道がありましたが、それでも救助をこなした仕事のすばらしさに感服するとともに、緊急時に対応した訓練をしていたかがよくわかりました。
この半月後に日本航空の社長にCA(キャビンアテンダント)出身の社長、初めての女性社長、鳥取三津子さんが誕生することが発表されました。日本航空は京セラの稲森和夫さんが再建に乗り出してから、パイロット出身で往年の名優片岡千恵蔵さんのご子息が社長に就任後、整備出身がつくなど、現場出身の社長が続き、女性社長には驚かされました。鳥取さんが短大卒で、日本航空ではなく、合併された東亜国内航空(後の日本エアシステム)と傍系出身だったのにも驚かされました。

井村屋の女性会長

私は、その数日前に新聞でバイト出身の女性が有名老舗菓子メーカーの最高経営責任者の会長CEOをされている女性社長の記事を読んでいたので、女性トップが今年は続出する年になるのではないかと、思いました。

この女性は中島伸子さんで、あずきバーや肉まん、あんまんで有名な菓子メーカー井村屋グループの会長です。いわゆる、世襲や親族でもなく、三重県の本社に入ったのでもなく、地方の福井営業所にバイトで入社して、社長、会長に昇進しました。

彼女は20歳のとき、実家に列車で帰省しているときに、死者30人を出した北陸トンネル列車火災事故に遭遇、前の席に座っていた、三人の子連れの母子4人がなくなり、彼女も意識を失い、命を取り留めたものの、2年間は喉からすすの煙が出てきてしゃべれなかったそうです。高校の同級生と結婚後、23歳で近所の井村屋の営業所にバイトとして、勤めたのが始めりだそうです。
私の冷蔵庫の必需品である井村屋のあずきバーの会長さんだけに親しみがわき、新聞記事に目がとまった次第です。

日本共産党初の女性委員長

井村屋の中島会長、日航の鳥取社長に驚いていたら、次は日本共産党の田村智子さんが委員長に就任することが発表されました。
日本共産党では23年ぶりの委員長交代で女性の委員長は初めての、これまた驚きのニュースでした。

今年は11月のアメリカの大統領選挙を始め、3月のロシア大統領選挙、インドネシアやメキシコでも大統領選挙が行われ、韓国やインドでは総選挙、ヨーロッパ議会選挙も予定されるなど選挙の年です。、日本でも総選挙が今年行われるのは確実みたいです。

民進党総統選挙


今月行われた台湾の総統選挙では与党民進党の頼清徳さんが勝利し、次期総統に決まりました。現在の蔡英文総統は女性で、日本より一足早く女性元首が誕生していますが、今回の総統選挙の民進党候補の勝利は副総統候補の貢献が大だといわれています。次期台湾の副総統に就任する蕭美琴さんは1971年に台湾とアメリカのハーフとして神戸で生まれた女性で、アメリカのコロンビア大学で修士を取得し、最初の駐米台湾代表(他の国では大使にあたる)をつとめた才媛で、外交官のほか、立法委員(日本でいう国会議員)もつとめ。政治家の顔ももっています。

彼女の愛唱歌に「路」という台湾の歌があり、「目の前に進むべき進路があればいいが,ない時には山河のような困難を一歩一歩乗りこえて進んでいきましょう」と人々に呼びかけています。蕭美琴さんは私の孫娘と名前が美琴と同じ名前で、応援したくなります。

台湾の民主化は日本より遅れをとりましたが、今では蔡総統やIT大臣のオードリータンさんなど、女性進出の民主化は日本より進んでいる感じがします。
女性活躍の年に!

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