嵐の大野さんの言葉を聞いて「人間万事塞翁が馬」と言うことわざを思い出す


昔、嵐の大野智さんが、春になって環境が変わる人たちに向けて
ラジオでこんなことを言っていました。


「春か…皆さん頑張ってくださいね。
いろんな『あれ?こんな感じじゃ無かったのに』
みたいなことが山ほどあると思いますが
まあまあ、それを乗り越えていかなきゃいけませんよ」

今や成功者とも言える大野さんでも、こんなはずじゃなかったと悩んだ経験があったのだなあ、と意外に感じた言葉です。

大野さんの言う通り、新生活って期待とワクワクを抱いているぶん

「こんなはずじゃなかったのに」

「なんか思ってたのと違う」

の連続ではないかなと思います。


特に今年、2020年の春。

コロナの影響もあって、まさに「こんなことになるとは思わなかった」と言う年になりました。

でも、そんな時でも前に進まなきゃいけないんですよね。



「人間万事塞翁が馬」と言うことわざがあります。

「良いことや悪いことは誰も予期できないのだから、振り回されてはいけない」
と言った意味合いのことわざです。

-ある老人の馬が逃げてしまったが、その馬が優れた別の馬を連れて帰ってきた。今度は、老人の子供がその馬から落馬して足を折ってしまったが、おかげで兵役を逃れて命が助かった… ー

紀元前に書かれた「淮南子(えなんじ)」という故事が由来となっています。


「こんな目に遭うなんて、自分はなんて不幸なんだ」

「あんなことが起きなければよかったのに」

そんな負の感情や、後悔の念が沸き起こってしまった時、この言葉を思い出します。


今起きていることが、この世の終わりと思うくらい辛く苦しいことだとしても、
長い目で見ると幸運を呼び込むきっかけとなるかもしれない。

そんな風に考えると、生きるのが楽になるな、と思います。

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