こんにちは、おゆ先生です。
学生の指導をしていたり、雑談をする中で、「これいつも言ってるんだけどね」という言葉があります。ちょっと厳しめの言葉もありますが、色々話せる仲になってから言ったり、フォローの言葉を添えたりしています。話をネガティブに終わらせない努力も教える側の仕事です。

「難しい」と「めんどくさい」は別物

理系なので計算問題が多いのですが、よく「これ難しくて分かりません」と言われます。もちろん解き方は事前に教えてあるので、ひとつずつ「最初はこれだね、次はこっち、最後はこう」と丁寧に教えると「それくらいは分かってる」みたいな反応をされます。「難しくないけど、めんどくさい計算多いよね〜」とこちらが言うと「そっすね〜」と言って解き始めます。何このかまってちゃん…と、いつも思ってます。

20年くらい日本語使ってるのでは？

実験レポートを書いてもらうことも多いのですが、目的、方法、結果、考察などを端的に書いてくれれば特に問題ありません。でも、主語と述語が合ってなかったり、考察の書き出しと書き終わりで真逆のことを言っていたり、口語で文章を書いていたり、何が何だか分からないレポートを読んでいると「何年日本人やってるのよ…」と呆れてしまいます。

文系だったことを盾にしないで

高校時代に文系選択だった学生が、計算ばかりで嫌になって「だって文系だったし！」と言い訳することがよくあります。こういう学生はたいてい文章も書けません。過去の分類を盾にしたって何もいいことありませんよ。

ここは理系の学部ですよ

1つ前の話とも繋がりますが、「理屈ばっかり辛い」「計算飽きた」「パソコン使えない」などなどよく言われます。どれもやらなくて済むわけありません。卒業論文は、理屈を捏ねて、色んな計算をしてまとめたものを、パソコンで書き上げるものです。少なくともパソコンには慣れてください。

諦めて勉強しようか

やりたくない理由、バイトばかりする理由、遊びたい理由をいっぱい並べてくれます。特にレポート提出日とか試験期間中に。うん、言ってることはわかるよ。でもあなたの職業は「学生」でしょ？結構なお金をつぎ込んでるんだから、たくさん学んで知識を増やさないとコスパ悪いよ？要領よく出来ないなら、何かを諦めて勉強しよう。

大学は義務教育じゃないよ

「こんなことやりたくないのに何故やらされてるのか」と主張する学生もいます。やりたくないと明確に分かっているなら、大学生を続けている理由は何でしょう？親御さんに辞めさせてもらえないなら話し合いが必要です。もちろん、何年かかっても卒業した方がいいとは思いますが、他にやりたいことがあるなら、無理に続ける必要はないですよね。

友達は選びなさい

小さい頃から「みんなで仲良く」と教えられる日本ですが、大学生にもなって無理して我慢して友達付き合いをしなくてもいいです。気が合わないと思ったらすっと離れましょう。ただ、いい大人なので、表面上の付き合いは続ける必要はあるかもしれません。

寝る時間だけは削らないで

真面目すぎる学生によくあるのですが、納得がいくまで寝ずに勉強を続けてしまいます。寝る時間が短いと正しい判断が出来なくなったり、知識が定着しなかったりと良くないことが起きます。酷い場合には鬱っぽくなったりするので、絶対にしっかり寝てください。

寝てない自慢は出来ない自慢

バブル期までの日本なら、徹夜で仕上げたレポートとか、食事の時間を惜しんで取り組んだ実験とかが良い評価を受けていたかもしれません。今はもう、寝てないことは自己管理が出来ていないと見なされて、あまり優秀では無いという評価になります。不健康自慢は自分の評価を下げるだけなのでやめましょう。

センスの無さは経験でカバーして

Excelでも手書きでも、グラフを描くとその人のセンスが表れます。ぱっと見やすく作成できる人もいれば、ごちゃごちゃとして見にくい人もいます。後者の場合「いや〜センスないんで」と誤魔化す人が多いのですが、何を伝えたいか、どこを強調したいかを見極めるだけで一気に見やすくなります。何度も作って色んな人に見てもらいましょう。

もっと色々言ってるけど、長くなってきたのでここら辺で終わります。またいつか続き書きます〜！