おゆめが選ぶ!コミックエッセイ大賞

コミックエッセイ大賞、発表待っておりました!受賞された皆様、おめでとうございます!

私もコミックエッセイ大賞にエッセイマンガを投稿したものの、入賞には至りませんでしたが、コミックエッセイ大賞に投稿された方々の作品を読んでいて「この作品いいな~!」と思う作品とたくさん出会うことができました。その中でも特に私が気に入った作品を6作品、紹介します。

まずはクロミツさんの「電子書籍と親父の介護」です。私は男性視点からの親の介護のお話は読んだことがないので新鮮でした。最近になって私の親も親(私の祖父母)の介護のことでケアマネージャーさんとやり取りするようになってきたので、今の私にとって身近に感じるテーマでもありました。読んでいて、将来くるであろう親の介護を自分に無理せず続けることを考えさせられました。映像になるなら個人的には先日「集団左遷!」に出演されていた川原和久さんが主人公にピッタリだ!とも思いました。

次は、あのたまさんの「ネガティブ思考を手放して、生きるのが楽になった話」です。実は私もこのマンガで紹介されている感情解放ワーク(のようなもの)を時々していて、実際にイライラや不安の感情を手放して自分の気持ちをリラックスさせています。ご自身の体験を交えながら感情解放ワークについて書かれていて、とても読みやすく、勉強になりました!映像になるなら、ぶたじいじが可愛いのでアニメで見てみたいです!

続きまして、OMSさんの「発掘くつくつ」です。読んでいて昔、遺跡の発掘アルバイト募集のチラシを見た時に行くか迷ったことを思い出しました。このマンガを読んでそのアルバイトに行っていたらこんなことを勉強できたのだろうなと思いを馳せました。遺跡、古代のロマン・・・良い響きです。映像になるなら、遺跡を再現・・・となると映画で見てみたくなりますね。

読んでいて、ほのぼのしつつ、驚きの気持ちになったのはrmiaさんの「4きょうだいデイズ」です。赤ちゃん用の絵本が椅子になるとは!電子体温計が折れるとは!驚きです。別の投稿にあったスパゲティのお話も好きです。ほかにも、ご家族のどんな楽しいお話があるのかなとワクワクしました。映像になるならどんな子役さんが選ばれるのかな?と想像してしまいました。

私は深夜のドラマ枠が好きなのですが、その時間に見る時の不思議なしっとり、ゆったりとした時間が好きです。そんな時間に見てみたいと思ったのがしろたいろりさんの「ASDの私が少し楽になった会話の仕方。」です。小さな成功体験を積み重ねていき、ゆっくり自分が成長していく。そしてまた明日も生きていこうと思えるような人間ドラマが生まれそうな作品だと思いました。

最後は、けみこさんの「頑張らなくてもうつ病になりました」です。タイトルの「頑張らなくても」というのが強いインパクトを感じるとともに、マンガを描くことを通じて自分を見つめようとする作者の思いが伝わってきました。私もうつ状態だった時がありましたが、その時は自分をたくさん見つめなおし、自問自答をよく繰り返していました。人生における自分を見つめることの重要さ、そして人が自分の内から何かを表現するということはどういうことか改めて考えさせられました。3話の小さな子どもの自分を抱きしめるシーンは印象的で映像で見てみたくなりました。

今回6作品紹介しましたが、私がコミックエッセイ大賞の投稿作品をいろいろ見始めたのは5月後半からだったので、私が紹介した作品はすべて5月後半に投稿された作品ばかりとなってしまいました。古い投稿になればなるほどスクロールしても見にくくなってしまうので、5月前半に投稿された作品は満足に読めませんでした。なので過去に埋もれてしまった良い作品が他にもあったかもしれない・・・と思うこともありました。「ノートを一覧で管理」やマガジンのページのように投稿作品を一覧で見られるようだったらいいな~と思います。

投稿された作品から作者の人生の一瞬を感じました。いや~、コミックエッセイって本当にいいですね!(水野晴郎さん風に)


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