見出し画像

モチベゼロからの復活劇:スタメン産育休第1号の私が、仕事の楽しさを取り戻すまで【前編】

こんにちは!株式会社スタメンのカスタマーサクセス部で働いているoyuzuと申します。
この度会社で取り組んでいる「noteリレー」に参加することにしました。
記事を書こうとしたら想定より長くなってしまったので、2本立てにしてお送りしようと思います。
自己紹介もあるので、よかったらそちらもご覧ください🙌


このnoteについて

私は2021年2月に名古屋のスタートアップ企業・株式会社スタメンに入社し、会社初の産休・育休取得者として2022年4月からお休み→2023年5月に職場復帰しました。
このnoteでは、入社してからこれまでの仕事と心・考え方の変化を振り返りながら、私が思う「女性として、母として働くこと」についてお話したいと思います。
仕事と私生活のバランスや、これからの人生について立ち止まって考えたい人に、ひとりの経験談をお届けできたらと思います。
それではどうぞ!

スタメンに入社してから、妊娠が発覚するまで

入社前からこれまでの心の動き

6年近く働いた前職では総務部に所属していました。
その中で出会った従業員エンゲージメントという考え方とTUNAGに惹かれて、カスタマーサクセスの一員としてスタメンに転職しました。
転職から3年経った今、仕事が楽しくて仕方ないしまだまだ伸び代しかないスタメンにワクワクが止まらずこうしてnoteリレーにも立候補するほどモチベーション高く働いていますが、ずっとそうだったかというと全くそんなことはありません。
入社してからこれまでのモチベーショングラフを作ってみたので、見てください。

スタメン入社前〜これまでのモチベーショングラフ

基本、マイナス!
入社してから急降下、妊娠発覚後はもーとにかくぐだぐだです。
一時は転職を本当に考えていたくらい、目の前の仕事がしんどくて仕方ない時期がありました。
モチベーション、エンゲージメントともに高く働いている同僚を横目に、一時期は申し訳なさと情けなさ、居場所のなさを強く感じていました。
じゃあ今こうやってnoteを書いているのはなんなのか?復帰後の急上昇はなんなのか?これから紐解いていきますね。


入社後の私:思ったより向いていなかった、お客様とのコミュニケーション

前述の通り前職で従業員エンゲージメントという考え方、そしてTUNAGに触れ、自社従業員と真正面から向き合っている中で「もっと広い範囲、いっそ日本全体の働く人を幸せにしたい」と思って志高く入社したスタメンのカスタマーサクセス。
担当するお客様の組織で何が起きているのか、何がボトルネックでどうしたらより良い方向に向かっていけるのかを紐解くのも、施策や進め方を考えるのも想像していた通りとても楽しかったのですが、いかんせん私は他人とのコミュニケーションが苦手でした。
苦手というか、人並みにするのに人並み以上の精神力と体力を消耗してしまうのです。何をするにもエネルギーを使いすぎてしまう、それがわかっているから腰が重くなる、取り掛かるのに余計に精神力を使う、じわじわと削られていき、追い込まれる悪循環。
お客様との直接の対話をメインの仕事にした時の影響が、自分の想定よりも大きかったのです。

プロダクトにも、企業と事業の思想にも強く共感しているのに、目の前の仕事だけ愛せない。せめて職務内容を変えられるように工夫したいけど、追い込まれているから行動に移しきれないし、いろいろなことがネガティブに見えてきて、もう逃げてしまおうかな、と考え始めていたのが2021年の夏頃でした。
ちなみにスタメンには1on1の制度があり、当然私も定期的に上司とざっくばらんに話す機会はあったのですが、ネガティブになっていたせいで疑心暗鬼になっていて、この想いはひとりでひっそり抱え込んでいました。
そのひっそりさには定評があり(自分で言ってるだけ)、どれくらいひっそりだったかというとそんな精神状態でも各部門から4ヶ月に一人選ばれる部門賞(ベストCS賞)を入社から2期連続で受賞していたくらい、仕事のクオリティには響かせませんでした。
評価されているという事実は、自分のお客様との向き合い方を認められたようで単純にありがたく、嬉しいものでした。2回目は自分としてもお客様を前進させられている実感があったので、評価を素直に受け入れることができたのを覚えています。

部門賞受賞時に全従業員の前に映し出される発表映像。
TUNAGのプロフィールにも、上司からのコメントとともに載せてもらえます!


妊娠発覚:その日は突然やってきた

夫とはスタメン入社前の2018年に結婚していました。
子供は望んでいたし、授かることができたら嬉しいけど、正直自分のお世話で精一杯だったし、目の前の楽しいことが多すぎて最優先事項というわけではなく、その結果結婚から3年が経過していました。
授かりものだし、子供がいない人生も超ウェルカム!やりたいことまだまだいっぱいあるし!と思う私がいて、それはそれで100%正直な気持ち。
でもその一方で、もし授かったとなった場合のリスクやその後の身体のことを考えると、年齢的に今行動しなければいけないのではという焦りも、それはそれで100%正直な気持ちとしてありました(ちょうど30歳になる年でした)。
現代の先進国では、このジレンマに頭を悩ませる人が少なからずいるんじゃないかなと思います。人によっては簡単に選べるし、悩む人にとってはどちらを選んでも正解で、どちらを選びたくても選べない時がある。選択を迫る、(本来感じなくて良いはずの)見えない圧がある。
私はこのジレンマを明確に感じながら目を背けていました。だって今忙しいし、選べないし。でも焦りがあるから、どっちに転んでも病まない程度に行動はしていた。そんな2021年の9月の中旬に、妊娠していることがわかりました。
その時私は、今後のキャリアをどうするか悩んでいたというより、今のキャリアから逃げようとしていた。でも妊娠がわかり、その後の生活を考えたときに、今逃げるという選択肢がなくなりました。だって今逃げたら、妊娠中〜子供が0〜1歳の、おそらく最も再就職が難しいタイミングで求職活動をすることになる。
無理だ。とりあえずしがみついて、その後考えよう。それが妊娠が発覚した時に、私がまず考えた「その後のキャリア」でした。

続きは次回

その後〜現在までのことは、次回書こうと思います。
ここから何があったら今のモチベーションマックスの今に繋がるのか自分でも不思議なので、振り返りながらしっかり書いていきますね。
これを書きながら当時の自分を思い出し、特にジレンマのあたりはこれだけでnote2〜3本書けるなと思いました😂

この記事を載せる前にnoteリレーを監督してくれている上田さん(通称すなちゃん)に念の為こんなの載せていい?と確認したのですが、むしろ赤裸々に書いていいよ!と言ってくれました。
改めて、当時逃げずにこの会社に留まってよかったなと心の底から思いました🥳

妊娠中からこれまで、このジレンマを解消できるような社会や仕組みってなんだろうをずっと考え続けています。それもいつか形にしたいです。
続きは明日投稿予定です!後編もぜひよろしくお願いします😌

この記事が参加している募集

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?